ローマと関係破綻のザニオーロ、自宅に武装集団が現れ退団要求と殺害予告か

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 ローマに所属するイタリア代表FWニコロ・ザニオーロが、脅迫の被害に遭ったようだ。30日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 ローマとの契約を2024年夏まで残すザニオーロは、今冬の移籍市場で退団を要求。しかし、獲得に関心を示したトッテナムやミランはローマの要求額に難色を示して撤退し、ローマと移籍金で合意したボーンマスへの移籍はザニオーロ本人が拒否していた。

 ローマとザニオーロの関係は破綻。ジョゼ・モウリーニョ監督も「チームのために戦う選手だけが必要」と語り、ザニオーロの戦力外を明言していた。そんななか、29日に行われたセリエA第20節ナポリ対ローマ戦後に事件が起こったという。

 報道によると、現地時間29日から30日にかけての深夜、ザニオーロの家の玄関前に15人ほどの武装した集団が現れ、同選手にローマからの退団を迫ったという。殺害をほのめかされたザニオーロが警察に通報し、数分後にパトロール隊が到着して事なきを得たようだ。現在、警察が事件の捜査を行なっているという。