モウリーニョ監督がスクデットの行方に改めて言及「ナポリのシーズンだ」

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 ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、29日に行われたセリエA第20節のナポリ戦を振り返った。29日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 リーグ戦連勝中のローマは、セリエA首位を快走しているナポリの本拠地に乗り込んだ。試合は17分にヴィクター・オシムヘンに先制点を許したものの、75分に後半開始から投入されたステファン・エル・シャーラウィのゴールで同点に追いつく。しかし、86分にジョバンニ・シメオネに勝ち越しゴールを決められて試合はそのまま終了。ローマは1−2で敗戦を喫した。

 モウリーニョ監督は試合後、「負けた試合でも自信を得ることがある。これは矛盾しているように思えるかもしれない。しかし、今日はそんな試合だった。ナポリを最も苦しめたし、勝利に値したと思う。結果は残念だが、自信を持って前に進んでいく」と手応えを口にした。

 試合前の記者会見で、ナポリはすでにスクデットを獲得していると述べたモウリーニョ監督。改めてスクデットについて尋ねられると「試合前に言ったことを繰り返すが、ナポリにはチャンピオンの証であるスターが輝いている。今はナポリのシーズンだ。私はリーグタイトルを何度も獲得したが、苦しい試合でもチームは輝く。今シーズンのナポリはそうだろう」と自身の見解を明かした。