躍進するブライトンでは最高位だった三笘。(C)Getty Images

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 英国の老舗サッカー専門誌『FourFourTwo』が1月27日、今シーズンのプレミアリーグが折り返しを迎えたタイミングで、ここまでのベストプレーヤー25人を発表した。

 今季がプレミアのデビューシーズンとなるブライトンの三笘薫がなんと17位で選出されている。シーズン序盤はスーパーサブとしての起用だった日本代表MFは、チェルシーへ引き抜かれたグレアム・ポッターからロベルト・デ・ゼルビへの監督交代を機に出番が増加。得意のドリブルで屈強なDFたちを翻弄し、ここ4戦では3ゴールと手がつけられない状態だ。

 同誌は、この日本代表アタッカーについて、「大学進学を機に18歳で(プロの)サッカーに背を向けたミトマ。もし彼がずっと続けていたら、今どれだけ上手くなっていたか想像するのは難しい」と切り出し、こう続けている。

「ブライトンの最前線で傑出した選手――エバン・ファーガソンはブレイクしたばかりで、レアンドロ・トロサールはシーズン半ばに去った――ミトマは鋭く、両足を使い、彼が対峙した全ての選手に対して危険だった。グラハム・ポッター監督の下、シーガルズは長い間ゴールを奪えなかった。いま、彼らはリーグで最もエキサイティングなアタッカーのひとりを擁している」
 
 ここまで早くも25ゴールを挙げているマンチェスター・シティの怪物FWアーリング・ハーランドは2位で、1位に輝いたのは首位のアーセナルを主将として牽引するMFマーティン・ウーデゴーだった。

『FourFourTwo』誌が選んだ今季のプレミアベストプレーヤー25人は以下の通り。

1位:マーティン・ウーデゴー(アーセナル)
2位:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
3位:マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)
4位:ハリー・ケイン(トッテナム)
5位:ブカヨ・サカ(アーセナル)
6位:ミゲル・アルミロン(ニューカッスル)
7位:ニック・ポープ(ニューカッスル)
8位:カゼミーロ(マンチェスター・ユナイテッド)
9位:グラニト・ジャカ(アーセナル)
10位:スフェン・ボトマン(ニューカッスル)
11位:ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
12位:リサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド)
13位:キーラン・トリッピアー(ニューカッスル)
14位:トーマス・パーテイ(アーセナル)
15位:アイバン・トニー(ブレントフォード)
16位:ロドリ(マンチェスター・シティ)
17位:三笘薫(ブライトン)
18位:アレクサンダル・ミトロビッチ(フルアム)
19位:オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル)
20位:ジョアン・パリーニャ(フルアム)
21位:ジェームズ・マディソン(レスター)
22位:ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
23位:モイセス・カイセド(ブライトン)
24位:アリソン・ベッカー(リバプール)
25位:ジェームズ・ウォード=プラウズ(サウサンプトン)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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