ZETAは1月26日、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」の提供技術における特許を取得したと発表した。同エンジンは、マーケティングソリューション「ZETA CXシリーズ」のラインアップの1つ。

特許の名称は「ページ生成装置、ウェブページの生産方法、およびプログラム」。その内容は、検索の絞り込み条件から自動的にハッシュタグを取得し、商品情報とひもづけを行うとともに、ハッシュタグを組み合わせたWebページを生成することにより商品購入機会を増やす「ZETA HASHTAG」の機能に関するとなっている。

「ZETA HASHTAG」の仕組み

「ZETA HASHTAG」は、主にECサイトなどWebサイトの中の説明文やカスタマーレビューのようなテキスト情報をAIで解析し、関連するキーワードを抽出してLP(ランディングページ)を自動生成する。

ECサイトでは商品の見た目の形状や使い方など関連するテキストタグを活用して商品検索が可能だが、「ZETA HASHTAG」によりSNSでなじみ深いハッシュタグを軸とした検索を実現することで、エンゲージメントの向上を期待できるという。

「ZETA HASHTAG」は昨年7月に発表された製品であり、同社は、特許を取得したことで、競合に対する優位性を保ちつつ市場開拓を進めていくとしている。