ボーンマス、MFザニオーロ獲得へ約42億円をオファー…ミランはレース撤退を決断か

写真拡大

 ボーンマスはイタリア代表MFニコロ・ザニオーロの獲得に向けてローマにオファーを提示し、関心を示していたミランはレース撤退を決めたようだ。26日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 ローマとの現行契約が2024年6月末で満了を迎える23歳のザニオーロ。クラブとの契約延長に向けた話し合いは進展しておらず、ローマは今冬の移籍市場でザニオーロを売却することを前向きに検討しているという。さらに選手本人もローマ退団を希望しているという状況のなか、獲得に関心を示していたミランがローマとの交渉を開始していた。

 しかし26日の報道によると、ミランはローマからの要求額が高すぎると判断し、獲得レースからの撤退を決めた模様。その一方で、プレミアリーグ残留を狙うボーンマスは、ザニオーロの完全移籍での獲得に向けて3000万ユーロ(約42億円)+ボーナスというオファーをローマに送ったという。ミランよりも好条件を提示するボーンマスへの売却に前向きなローマは、すでに個人合意に達したミランへの加入を望むザニオーロを説得しようと試みているようだ。

 移籍市場のクローズも迫るなか、ザニオーロは自らの心を変えてプレミアリーグ上陸を決断することととなるのだろうか。