米女子サッカー元監督4人を永久追放、選手への虐待や不正行為で

【AFP=時事】米ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)は9日、リーグの調査で選手への虐待や不正行為が判明した元指揮官4人に永久追放処分を科すと発表した。
NWSLは先月発表した合同調査の報告書に基づき、複数の個人およびクラブを対象に広範囲の資格停止および罰金などの処分を科した。
中でも、ポール・ライリー(Paul Riley)氏、クリスティ・ホリー(Christy Holly)氏、ロリー・デームス(Rory Dames)氏、そしてリッチー・バーク(Richie Burke)氏の元監督には、永久追放処分が科された。
他にも複数の個人に資格停止処分が科され、今後NWSLでの雇用が検討される際には、不正行為を認めることや不適切行為の責任を受け入れることなどが求められた。
NWSLはまた、身内であるリーグ事務局に対しても、最低100万ドル(約1億3000万円)の罰金と徹底的な組織改革を要求する意向を明らかにした。
【翻訳編集】AFPBB News
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