日本人サポーターがカタールで泊まった宿が殺風景すぎない…?利用した感想は
アルゼンチンがPK戦の末にフランスを撃破し、36年ぶりの優勝で幕を下ろした「FIFAワールドカップカタール2022」。日本からも大勢のサポーターがカタールに押し寄せ、熱い声援を送っていた姿は記憶に新しいところだ。
ツイッターでも連日のように、日本人サポーターによるカタール現地レポが投稿されていたが、中にはこんな異色のツイートも。
カタールワールドカップ、ドーハでの一泊目はこちら!なかなかツイッター映えしますね! https://t.co/x9ZKFJ5Hn0
— Mitsu (@mitsutakak) 2022年11月21日
カタールワールドカップ、ドーハでの一泊目はこちら!なかなかツイッター映えしますね!
というコメントとともに投稿された写真には、広い空間にベッドとロッカーがぽつんと置かれただけの殺風景な部屋が。
投稿したのは熱烈なサッカーファンのMitsu(@mitsutakak)さんで、こちらはカタールの首都・ドーハで泊まった初日のホテルの部屋だという。
なんとこの中にカップとコーヒーとかが!笑 https://t.co/YS3Iy3wPnX
— Mitsu (@mitsutakak) 2022年11月21日
絵画などの装飾品はおろか、じゅうたんやカーペットも一切敷かれていない部屋は、ホテルと言うよりはむしろ独ぼ…(自粛)。
日本代表対コスタリカ代表、今日は全体が観やすいここから! https://t.co/wsiK6UzZrN
— Mitsu (@mitsutakak) 2022年11月27日
Mitsuさんによると、宿泊費は1泊$84で、ワールドカップ開催中の周辺のホテル代にしては“格安”だという。
Mitsuさんは、2002年の日韓大会からワールドカップの現地観戦熱に火が付き、以来ドイツ、南アフリカ、ブラジル、ロシアとすべての大会で現地入りしているという筋金入りのサポーター。このホテルや、過去に訪れた国の宿泊事情について、詳しく伺ってみた。
コーヒー、紅茶、マグカップがまさかの場所に
実際に泊まってみていかがでしたか?設備やサービスについて、詳しく教えてください
簡素な作りでしたが、シャワー、トイレ、冷房、バスタオル、シャンプー、ボディーソープ類といった最低限のものはすべてそろっていました。ただ、コーヒーや紅茶、マグカップがロッカーの中に入れられていたので、最初は気付かなかったです…。
冷蔵庫や電子レンジ、湯沸かしケトル等は他の部屋とシェアする形でパントリーに置いてあり、自由に使うことができました。
こちらのホテルは、カタールで他に宿泊したホテルと比べていかがでしたか?
テーブルや椅子などがなかったため、部屋でくつろぐことはできませんでした。ただ宿泊費が他と比べると安かったので、多少不便でも人気な宿泊先になっていたようです。
他の宿泊先も人によって当たり外れがあったと思います。
高級住宅街の邸宅を貸し切るパターンも
さまざまな国で現地観戦する中で、ほかに印象に残った宿泊施設はありますか
リオデジャネイロでは、かなり劣悪な環境にもかかわらず値段が高いホテルしかなく、悲惨な目にあいました。
逆にゴージャスだったのは南アフリカ大会で、高級住宅街の邸宅を借り切って、大勢で滞在するという貴重な体験ができました。
今回のカタールワールドカップで、他にインパクトがあった出来事があれば教えてください
日本代表が勝った試合のあと、世界各国の方から「Congratulations!」と声をかけられて祝ってもらえたことです。
みんなに祝福されるのも嬉しいね! https://t.co/CKKTen25Z3
— Mitsu (@mitsutakak) 2022年12月1日またカタールでは宿泊コストはかかりましたが、ワールドカップの観戦チケットを持っていれば、滞在中のメトロやバスを全部無料で利用できたため、交通費はかなり安く抑えられました。Uberのようなタクシーアプリも安かったので、すごく快適でしたね。
隣の国のサウジアラビアまでも気軽に陸路で(しかも無料!)行けたので、観光も楽しんできました。
結果的にMitsuさんは、その後のカタール滞在でもリピートするほどこちらのホテルが気に入った模様。
ドーハでスペイン戦まではまたこちらに泊まりますのでよろしくお願いします! https://t.co/DPJEk7ExPm
— Mitsu (@mitsutakak) 2022年11月29日
ワールドカップは4年に1度しかない、サッカーの一大イベント。世界中からサポーターが大挙して押し寄せるのだから、ホテル探しにもかなり苦労するはず。場合によっては、Mitsuさんのようにコスパと利便性を重視してホテル選びをするというのも有効な戦略の一つなのかもしれない。
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