静岡県立静岡高校の教諭が、修学旅行の引率中に、生徒281人分の個人情報が書かれた名簿などを紛失したことが分かりました。

静岡県教委によりますと、静岡高校の教諭が引率中に紛失したのは、修学旅行に参加している2年生281人全員の氏名とホームルームナンバーが分かる生徒名簿、全員の宿の部屋番号が分かる宿泊先名簿、生徒20人分の氏名とアレルギーが分かる食事対応一覧表などです。

それぞれが冊子になっていて、教諭はクリアファイルにまとめて入れていましたが、12月6日、修学旅行で名古屋から奈良へと向かう電車の中か、奈良市内で紛失したということです。

鉄道会社などに確認したものの見つかっておらず、静岡高校は保護者に謝罪しました。修学旅行は12月9日まで続きますが、これまでに問題は起きていないということです。