デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は12月6日、Appleが提供する「Messages for Business」の「メッセージ・サービス・プロバイダ(MSP)」の認定を取得し、iOS標準アプリ「iMessage」(メッセージ)を活用した企業向けメッセジングソリューション「EngageOne(エンゲージワン)」を開発し、サービス第一弾として、メディア4uの「メディアSMS」と連携し、企業と生活者のコミュニケーションを促進するメッセージングサービスを開始したと発表した。

EngageOne ロゴ

「EngageOne」は、Messageを活用して企業と生活者のコミュニケーションを促進するメッセージングソリューション。MSP認定パートナーであるDACがiMessage内の企業公式アカウント作成や配信等をサポートすることにより、企業と生活者は、画像や動画を含むリッチコンテンツを用いたコミュニケーションが可能となり、Apple Payや各種予約などのApple機能と紐づいたサービスをシームレスに利用できるとする。

DACは「EngageOne」サービス第一弾として、メディア4uの「メディアSMS」へのiOSへのリッチコンテンツ配信機能を、12月6日より提供開始した。これにより企業や店舗は、コンタクト歴のあるiOSユーザーの携帯電話番号を通じて、iMessageを活用した画像や動画などのリッチコンテンツを届けることが可能となり、より高い認知と顧客エンゲージメントを実現できるとしている。

企業公式アカウントイメージ

DACは今後も「EngageOne」の開発を継続し、CRM機能やCDP連携などの機能拡充に加え、DACのLINE対応メッセ―ジング管理ソリューション「DialogOne」とも連携するなど、企業ニーズに応える形で高度化を図るとしている。