10日にカタールW杯準々決勝・フランス代表戦を控えるイングランド代表。前回王者との重要な一戦を前に、国内ではとある変更が期待されている。

 現在中断しているのは、トップディビジョンのプレミアリーグのみ。2部以降はリーグ戦が通常通り行われている。フランス戦はイギリス時間午後7時に始まるが、多くのリーグ戦が同日午後3時キックオフを予定しているため、特にアウェイチームのファンはキックオフまでの帰宅が間に合わない可能性があるとの意見が相次いだ。

 2部から4部相当の国内リーグを運営するイングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)は多くのクラブからの要望を受け、両チームが合意した場合にキックオフ時間の繰り上げが可能としたことを『スカイ・スポーツ』が伝えている。既に繰り上げが決まった試合もあるようだ。

 一方でキックオフ時間が変更されない試合もあるとされており、『トーク・スポーツ』は「長距離の帰宅を強いられるファンは電車のWi-Fiに頼らなければいけないかもしれない」と伝えている。