静岡県中部の警察署に勤務する20代の男が妻の顔を殴るなどしてけがをさせた疑いで、11月24日、警察に逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、静岡県中部の警察署の地域課に勤務する巡査長の男(28)です。男は24日午後5時ごろ、静岡市内の自宅で同居する20代の妻の顔を殴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いがもたれています。

妻が「夫から殴られた」と110番通報し、事件が発覚。男は取り調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めています。

静岡県警監察課は「被害者保護のため」として、容疑者の氏名や所属の警察署を公表していません。

県警本部の水嶋春彦首席監察官は「警察職員が、このような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、事実関係を調査し、厳正に処分してまいります」とコメントしています。