集大成のワールドカップに挑むメッシ(左)とC・ロナウド。(C)Getty Images

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 日本がドイツを撃破した前日、サッカー界は相次ぐビッグニュースに揺れた。

 まずはカタールで開催中のワールドカップで、リオネル・メッシを擁するアルゼンチン代表がサウジアラビア代表に敗れたことだ。

 キャリア最後になると見られるワールドカップで悲願の優勝を目指すメッシは、開始10分にPKで早々に先制。その後もオフサイドで認められなかったものの、メッシやラウタロ・マルティネスがネットを揺らし、アルゼンチンがリードを広げるかと思われた。

 だが、後半に入り、アルゼンチンは48分、53分と立て続けに失点。同点に追いつくこともできず、まさかの逆転負けを喫し、連続無敗記録が36試合で途絶えた。メッシは「ショック」と落胆している。

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 一方、初戦を迎える前に驚きのニュースをもたらしたのは、クリスチアーノ・ロナウドだ。所属のマンチェスター・ユナイテッドがこの日、「双方合意のもと」、退団が決まったと発表したのである。

 ロナウドは先日、メディアのインタビューでユナイテッドから「裏切られた」と主張し、エリク・テン・ハーフ監督を「リスペクトしていない」と公言。かつてユナイテッドで黄金期を築いたロナウドだったが、決して円満とは言えないかたちで“離婚”することになった。

 近年のバロンドールを総なめし、10年以上にわたってサッカー界の顔としてしのぎを削ってきたメッシとロナウド。そんな両雄に関する驚きのニュースが同じ日に届けられるとは、世界の誰も予想していなかったのではないだろうか。

 イタリア紙『Corriere dello Sport』はこの日、「キングたちのブラックチューズデー:メッシはアルゼンチン代表で失敗、ロナウドはマンチェスターから退団」と題した記事でニュースを伝えている。

「キング(メッシ)にはまだ、チームメイトと国を再び立ち上がらせる力があるだろうか?」

「(ロナウドは所属クラブの)ユニホームを失ったかもしれない。だが、ナンバーワンでありたいという意欲はまだ失っていない。彼はそれを示すことができるだろうか?」

 これらの疑問に、メッシとロナウドはどう答えることになるのか。サッカーの歴史に名を残した伝説のキングたちのこれからに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部