「中絶トラブル」広島カープ・中村奨成が成績ナシでも「年俸100万円ダウン」で済んだ理由

写真拡大

 広島カープの中村奨成が契約更改し、「100万円減」の800万円でサインした。

 中村は広陵高時代の17年夏の甲子園で、大会史上最多の6本塁打をマーク。この年のドラフトで広島から1位指名され入団したが、プロ通算5年間で2本塁打と伸び悩んでいた。

 しかも、今年10月には一部週刊誌が中村の「中絶トラブル」を報道。SNSを通じ、都内在住の30代女性を妊娠させて「え、産むん?」「だからおろすしかないじゃん」などと中絶を迫ったことが暴露されていた。スポーツ紙デスクもアキレて、

「中村の女グセの悪さはチーム内でも有名で、2軍本拠地がある由宇でも、女性ファンに声をかけている姿がたびたび目撃されています。球団内では当初、『トレードも止むなし』との声が上がっていましたが、もともと中村は松田元オーナーの強い推しによって獲得した選手とあり、今回は厳重注意で済んだようです。もっとも、プロ入り1年目から、自覚が足りないとコーチに言われ続けている上に、パッとしない成績。来季、結果を残せなければ、放出が現実味を帯びてくるでしょう」

 過去には、今オフに中日へトレード移籍した涌井秀章のように、遠征先でクラブホステスとのトラブルが報じられ大騒動になった例がある。今季も巨人・坂本勇人の中絶トラブルと特殊性癖が明らかになっている。

 ただ、いずれも成績を残していることから、当時の涌井は放出を免れ、坂本に至っては何のペナルティーもなく、球団ぐるみでダンマリを決め込んでいる。

 広陵高校出身の中村は生粋の広島県人として地元の期待も大きいが、それもタイムリミットが迫っている。

(ケン高田)