19日、日本代表のキャプテン吉田麻也がオンラインで会見に応じ、ワールドカップに向けた心境と意気込みを語った。

カナダ戦を終えた現在の心境は「落ち着きつついい緊張感を少しずつ盛り上げてるところ」という。

「カナダ戦の前まではちょっとリーグ戦の疲れが残ってましたが、しっかり1回リフレッシュすることができて、昨日もオフでゆっくり休んで、また今日からドイツ戦に向けてやっていこうというところです」

心配されるのは吉田の調子だ。所属するシャルケは今季のリーグ戦で苦戦が続いており、大量失点する試合もあった。DFとしてつらいシーズンになっているはずだ。

だが現在の調子を聞かれた吉田は「調子いいですね」とまず一言。

そして「試合にしっかり出ていますし、試合に出てることによっていくつか問題もありましたけど、こっちに来て少しリカバリーする時間もありました。いいご飯、いい休養、いいケアもできて、これからトレーニング上げていくところです」と、試合出場を続けていることが好影響を与えているとした。

さらに「最後の1秒までできる限りの準備を怠っちゃいけないと思っていますし、今日この時点でバッチリですと言っても、明日、明後日何が起こるかわからないので、最後まで気を引き締めて、一瞬の隙も見逃さないように周りにも目を配って準備をしていきたいと思います」とキャプテンらしくチームについても言及していた。

【文:森雅史@ドーハ/日本蹴球合同会社】