入団会見に登場した長野久義【写真:荒川祐史】

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背番号7でリスタート、原監督も宮崎から駆けつける

 広島から巨人に無償トレードで加入することが決まった長野久義外野手が15日、都内のホテルで“復帰”会見を行った。終始緊張した面持ちで会見に臨んだ長野は背番号7のユニホームを身に着けた。同席した原辰徳監督は2019年1月に広島へ移籍した経緯を苦渋の決断だったと説明。監督からの熱い思いを受けた長野も感謝の思いを口にした。

 長野はFA移籍で加入した丸佳浩外野手の人的補償で広島へ移籍。カープに必要とされ、4年間、プレーした。巨人への復帰は秋頃からチーム内で話し合われていた。当時、長野を手放すことになったことについて指揮官は「ルール上、仕方がないという中で、悔しい思いをした」と胸のうちを明かした。

 そのほかにも「年月は経ったが待ちに待った7番。もうひと花、ふた花も咲かせてくれる」と期待を込めた。監督の思いを聞いた長野は会見後、「ルール的にも問題はないですし(原監督に)そういう風に思っていただけて、ありがたいです。本当に4年間、いい思いをさせてもらったので丸くんに感謝しています」。かつての“交換相手”と晴れて仲間となれたことにも感謝した。

 巨人で共に戦った坂本勇人内野手や菅野智之投手、岡本和真内野手らに「またよろしくね」という連絡を入れたという。移籍後も変わらず応援してくれていたファンには「東京ドーム、マツダスタジアムでもたまにしか出なかったですけど、出たときはすごく応援していただき、本当に感謝しています」と大声援は耳にしっかりと届いていた。

 カープへの感謝も忘れなかった。「素晴らしいチームメートとファンの皆さん。ジャイアンツ時代のチームメートも含めて、本当に2倍の信頼できる仲間たちが増えました」と4年間で得られた財産はかけがえのないものとなった。最後は巨人のユニホームで現役生活を全うしたいですか? という報道陣の問いに「できれば全うしたいです」。全身全霊を込めて、プレーすることを誓っていた。(Full-Count編集部)