ウメムスビ(左)、角田大河騎手(右)(c)netkeiba.com

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 前走のカンナS(OP)を制したウメムスビ(牡2、栗東・新谷功一厩舎)は、12月18日に阪神競馬場で行われる朝日杯FS(2歳・GI・芝1600m)へ向かう。ルーキー・角田大河騎手が鞍上を務める予定。

 ウメムスビは父ファインニードル、母ヴィオレッタ、母の父シンボリクリスエス。伯父に2011年の朝日杯FS覇者アルフレード、叔母に2019年のフェアリーS(GIII)覇者フィリアプーラがいる血統。

 今年6月に中京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。2戦目で初白星を挙げ、父ファインニードルに産駒初勝利をプレゼントした。4戦目には小倉2歳(GIII)で重賞初出走を果たした。前走のカンナSでは、道中2番手の位置から後続の追撃を封じ、1.1/4馬身差をつけて快勝。通算2勝目を挙げている。

 角田大河騎手は2003年5月21日生、滋賀県出身の19歳。今年3月5日に騎手としてデビューを果たし、初騎乗となった阪神1Rでメイショウソウゲツを勝利に導き初騎乗V。続く阪神2Rをメイショウトールとのコンビで制し、JRA史上3人目となるデビュー2連勝を飾っている。7月3日に小倉競馬場で行われたCBC賞でシホノレジーナに騎乗し重賞初騎乗。10月22日の新潟開催で通算31勝目の白星を挙げたことで規定をクリア。GI騎乗可能となった。