バルサ撃破ならずも、決勝T進出へ大きく前進…バレッラ「僕たちは満足している」

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 インテルのイタリア代表MFニコロ・バレッラは、3−3のドローに終わったバルセロナ戦を終えて心境を語った。12日、欧州サッカー連盟(UEFA)が公式サイトで伝えている。

 勝てばチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出が決まるインテルは、敵地カンプ・ノウに乗り込んでバルセロナとのビッグマッチを迎えた。試合はバルセロナに先制を許したものの、後半にバレッラとラウタロ・マルティネスのゴールで逆転。その後追いつかれたものの、89分にロビン・ゴセンスの勝ち越しゴールで再びリードを取り戻した。しかし、グループステージ突破決定が目前に迫った90+2分、ロベルト・レヴァンドフスキに同点弾を許し、壮絶な撃ち合いは3−3のドローに終わった。

 それでも、難しいアウェイの地で勝ち点1を奪ったことで、次節ホームでのプルゼニ戦に勝利すれば決勝トーナメント進出が確定するインテル。“死の組”の突破へ大きく前進することとなった一戦を終え、UEFAからマン・オブ・ザ・マッチに選出されたバレッラは満足感を口にした。

「僕らは本当に勝利が求めていた。結果的にドローになってしまったけど、それでも僕らはピッチ上での精神力にとても満足しているよ。やっとこの姿に辿り着けたから、僕たちは満足している」

「僕らは、何も自分たちにふさわしくないような期間を乗り越えた。本当に嬉しいよ。ついに、僕らがあったような姿に戻ることができそうだ」

「グループステージ突破?それはまだ確定したことじゃない。何が起こるか分からないからね。僕らは最後まで全力を尽くすよ」