阪神・西純矢【写真:中戸川知世】

写真拡大

西純矢は“打者顔負け”の強打をCSで見せつけた

■阪神 3ー2 DeNA(CSファースト・10日・横浜)

 阪神の3年目、21歳の西純矢投手が、クライマックスシリーズ(CS)の大舞台で披露した驚異の“芸術打法”にファンの賛辞が殺到している。「二刀流なんがバレた」「エグい打ち方しとる」「阪神のショーヘイオオタニ」とコメントが集まった。

 10日に横浜スタジアムで行われたDeNAとのファーストステージ第3戦、西純は、6回途中から登板するとそのまま7回には打席へ。左腕エスコバーの内角への155キロの剛速球をうまく身体を回してとらえ、左翼手の頭を超える二塁打とした。二塁に到達すると右手を突き上げ派手なガッツポーズ。CS初安打の喜びを体いっぱいに表現した。

 西純はレギュラーシーズンでも打率.231、1本塁打と強打を誇る投手。この芸術的な打撃を、試合を配信した「DAZN」が公式ツイッターに動画で公開すると「野手やらせても相当やるだろうなってぐらいのセンス」と絶賛の言葉。「和田一浩みたいなインの捌き方してるやん」「この肘の抜き方は坂本勇人と内川くらい」と、当代の強打者に例える言葉も並んでいた。(Full-Count編集部)