(写真:時事通信)

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10月3日に行われたヤクルト対DeNA戦で、セ・リーグのレギュラーシーズンの全日程が終了。シーズン最終試合でヤクルトの村上宗隆選手(22)が日本人最多となるシーズン56号本塁打を放つという劇的な幕切れとなったが、いっぽうで禍根を残したままシーズンオフに突入した選手が……。

9月10日に「文春オンライン」で、女性との“中絶トラブル”を報じられた巨人の坂本勇人選手(33)だ。記事によると、坂本選手は20代女性と継続的に肉体関係を持ち、次第に身体的苦痛を伴うプレイなど性的な要求を過激化。

さらに、避妊せず性行為におよび、女性にアフターピルを飲むよう要求。女性から妊娠したことを告げられた際には、「本当は今すぐおろせよって言いたい」など、中絶を強要するような言葉まで投げかけたという。ショックのあまり女性が鬱病を患ったことも報じられている。

世間が唖然とする女性トラブルを起こしていた坂本選手だが、管理する球団の対応もまた呆れたものだった。「文春オンライン」の取材に対し、球団は女性と示談したことを明かしたものの、トラブルへの見解や処分については一切回答しなかったのだ。

球団からはお咎めなし、テレビ各局やスポーツ紙が報じていないこともあって、坂本選手は中絶トラブルについて会見はおろか、コメントさえも発表していない。

坂本選手としては、このまま嵐が去るのを静かに待っているつもりなのかもしれないが、思惑通りにはならない可能性もあるという。あるスポーツジャーナリストは言う。

「何度もチームを優勝に導いてきた手腕を買われて2019年に再々登板した原監督ですが、今年の巨人は優勝を逃しただけでなく、4位に終わり、クライマックスシリーズにも進出できず、5年ぶりにBクラスへ転落しました。

坂本選手も毎年のように好成績を残し、チームを牽引してきましたが、今年はホームラン数が激減し、出場試合数も不調気味。スポーツ紙などで報じていないとはいえ、選手たちも今回の中絶トラブルのニュースを知っているはずですし、当然よく思っていないチームメートもいるでしょう。

これまで女性トラブルを報じられてもスルーしてきた坂本選手ですが、チームが結果を出せず、自身も圧倒的な成績を残せていない今の状況で、今回もスルーというわけにはいかないのではないでしょうか」

ネット上でも、ダンマリを決め込む坂本選手に対して厳しい声が依然多い。

《CS進出を逃し、巨人の今シーズンが事実上終了した。その一方で、巨人・坂本勇人の女性スキャンダルが文春オンラインで報じられ、3週間が経とうとしている。坂本は報道後もスタメンで試合に出続け、CS進出に向けて戦っている。 球団は記者会見を開かずに沈黙を貫き、新聞、テレビは一切報じていない》
《坂本勇人は会見を開いて、説明責任を果たして、原監督と共に退団してもらいたい》
《坂本勇人選手も、もうCSもなくなり、立場が立場、報酬も凄い額を貰ってるので、きちんと記者会見して、説明責任を果たして、退団願います》

ネットでは退団を望む声まで飛び出た坂本選手。待ち受ける“地獄のシーズンオフ”をどう切り抜けるのだろうか。