GIGAZINEマンガ大賞では、マンガや原作脚本といった作品、ポートフォリオによる作画担当・ネーム構成担当の応募も毎月締め切りで募集中です。GIGAZINEマンガ大賞の連載マンガは、一部リニューアルのため更新をストップしていましたが、今月から来月ごろにかけて連載再開予定。そこで、現在連載している作品の未掲載分をチラ見せしたり、連載準備中の作品を特別に公開したりといった内容を、GIGAZINEマンガ情報にまとめてみました。新しく連載を目指すために応募を考えている人も、無料で読める面白いマンガを求めている人も、ぜひチェックしてみてください。

◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから



募集要項は既に読んだのでとにかく応募!という人は応募フォームからお願いします。

◆ポートフォリオを送って作画担当・ネーム構成担当・作画ヘルプの応募



◆小説や脚本形式の原作脚本募集要項はこちらから



◆GIGAZINEマンガ情報まとめ

GIGAZINEのマンガは、システム面のリニューアルのために2022年7月ごろから更新をストップしていました。その間も作品制作自体は進んでおり、10月から11月にかけて順次連載を再開予定。そのため、作品ごとにこれまでの振り返りと、次話の予告を未公開カット付きでお届けします。また、連載準備中の作品についても秘蔵原稿をゲットしたため、どのような作品がどのように進んでいるのか、ぜひ作品の更新と合わせてチェックしてください。

・連載中:孤独な少女とアンドロイドな少女の出会い「秘密の宮園」

アンドロイドと名乗る少女・凛音(りおん)が、出会ったばかりの少女・花音(かのん)にプロポーズをするという衝撃の開幕から始まる「秘密の宮園」は、第3話まで掲載中。第3話では、これまで花音の生活をはちゃめちゃに侵食してきた凛音が、突然アンドロイドとして動作を停止してしまい、花音は動かなくなった凛音とともに「政府」の研究所へ向かいます。



花音が訪れた先で、亡くなった花音の母からのビデオメッセージを受け取るところから第4話が始まります。父親はおらず、母親を亡くし、孤独に生きていた花音の出生の秘密。そして、突然現れて花音に求婚した凛音の秘密。同じ名字を持つ二人の「宮園」の、衝撃的な秘密が4話では明かされていきます。



全ての過去を母から伝え聞いて、花音はもう一度凛音に会いに行きます。どこまでも人間らしい凛音が、いくつものコードにつながれて眠る「生身」の姿を見て、花音がする選択と結末。そして、花音に求婚する凛音と、凛音を拒絶しつつも次第に受け入れている花音との関係に注目です。



・連載中:吸血鬼VSにんにくグルメ「ご主人様にんにく臭いです!」

吸血鬼×メイド×にんにくグルメという異色の組みあわせで始まった「ご主人様にんにく臭いです!」は、にんにくが大の苦手なのにおいしさの魅力に負けて口にしてしまうキュートな吸血鬼と、あの手この手でご主人様である吸血鬼がにんにく料理を食べるよう計画するにんにく大好きメイドの奮闘が描かれます。



これまで登場したにんにく料理は、にんにくの丸揚げ、にんにくオイルを使ったアヒージョとペペロンチーノ、トッピングとしてにんにくの芽を用いた牛丼、にんにくドレッシングで味付けした新鮮野菜のにんにくサラダ、などなど。



次回更新の第5話では、濃いにんにく料理の最高峰とも言える「ラーメン」が満を持して登場。にんにくの量は自由に調節できるため、にんにくさえ抜けば吸血鬼にも食べられるはずだが……?



さらに第6話では、吸血鬼・ミントの幼なじみの悪魔・リリーが登場。リリーがお土産として持って来たステーキをおいしくいただくはずが、メイドのカオリが取りだした食材はもちろんにんにく。しかし、それもただのにんにくではなくて……。どのエピソードも読むだけで「今日の食事はにんにく料理で決まり!」となってしまうほどのパワーのある作品のため、ぜひチェックしてみてください。



・連載中:ブラック企業の社員と魔王退治の地獄すぎる二足のわらじ「勇者で社畜の兼業ライフ」

連載が長らく止まってしまっている「勇者で社畜の兼業ライフ」もリニューアルに向けて進行中。魔物がはびこる世界のへっぽこ勇者・クズールは、ひょんなことから日本のゲーム会社で社畜としてこき使われることに。しかし勇者業をいつまでもおろそかにするわけにはいかないため、平日は会社員として働いて土日は勇者業、という地獄の兼業生活がスタートしていた。そこでクズールは因縁の相手、デュラハンと再び戦うことに。



兼業生活は苦しいだけではなく、つらい労働が勇者業に生きる、なんてことも。ゲーム会社で馬車馬のように働いた根性と、日本で手に入れた知識などを駆使して、勇者として強敵に立ち向かいます。



その後も、セクシーなサキュバスが妨害しに来たり、業務の経験を生かして召喚獣と契約したり、余命を宣告されたり、同業他社に引き抜かれたりと、さまざまな「勇者と社畜の兼業」生活が待っていますので、ぜひお楽しみに。



また、「勇者で社畜の兼業ライフ」の連載再開に合わせて、スピンオフエピソードも計画中です。第1弾となる「2.5話」は、勇者パーティの一員である幼い少女・ファロンへのささやかな誕生日パーティが描かれます。本編の連載スタートに合わせて掲載予定ですので、こちらもチェックお願いします。



・新連載情報その1:時間と空間と人生「無限の輪廻に終焉を」

大型の連載企画「無限の輪廻に終焉を」が鋭意進行中。タイトル以外はいまだ謎に包まれていますが、作画担当によるキービジュアルをゲットしました。キービジュアルに並ぶキャラクターたちは、悪魔のような角が生えていたり、騎士のような甲胄と剣を装備していたり、神様のような雰囲気をしていたりと、ファンタジーのような世界に見える一方で、現代日本のようなファッションをした少女もいます。既にネーム制作も進行中とのことなので、情報が解禁したら少しずつお伝えしていきます。



・新連載情報その2:ガス屋の新入社員が奮闘する「ガス屋で〜す(仮)」

2021年10月にマンガ大賞の銀賞として選出された毎日日毎さんの「ガス屋で〜す!」が鋭意制作中です。新卒でガスの供給やガス機器の販売を行う「星見生活設備株式会社」に入社したばかりのキユ。初めての契約獲得に喜び、初めての失敗で涙を流し、初めての大きな挑戦で足踏みしつつ立ち向かう、そんなキユの歩みと成長をともに味わえる作品になっています。



ハートフルなドラマや魅力的なキャラクターだけではなく、本職に詳しい作者による業界の裏側なども登場する、読み応えのある作品になる予定。2023年初めごろには連載情報が解禁になるため、また追ってご確認いただけると幸いです。



◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項



・GIGAZINEでマンガを連載すると……?

・完全リモート&作業タイミングもお任せ

・連載マンガはGIGAZINEに掲載されるから、とにかくまず読んでもらえる

・厳密な締切はなくスケジューリングしやすい

・ジャンルやターゲットの制限なし、面白ければなんでもOK

・色塗りや背景を任せられるアシスタント完備(自費の必要はありません)

・まだ若いレーベルのため、ベンチャー企業のように意見や要望が通りやすい!

・「法律とか税金とか知識がないけど大丈夫?」や「編集との連載作業ってどうなの?」といった、フリーランスとしてやっていくことに対する不安がある人のために、経済産業省のガイドラインに合わせて「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」を公開しています。疑問や不安になりやすい点をQ&Aでまとめているので確認してみてください。

などなど。ほかにも「これはどうなの?」ということがありましたらこちらをクリックしてなんでもお問い合わせしてください。

・基本条件:

・スマホでも読めるのが前提(見開きナシ、縦スクロール基準)



・フルカラー、フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱う場合がありますが、応募自体は大歓迎です)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザインや設定のほか、ストーリー全体のあらすじを200〜800文字程度の範囲でお送りください。応募内容に不足があると審査が進められない場合がありますので、予めご了承ください。



・原稿フォーマット:

縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数:

自由。何ページでもOK。

・その他:

・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・締切日:

2022年10月31日月曜日、23時59分59秒



・審査プロセス:



編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。審査のプロセスや段階については多少変更する場合がありますので、第1段階審査前に別途説明と確認をお送りします。

第1段階:GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価+編集部によるメイキング資料を含めた評価



第2段階:より連載を意識した形式で、「第1話原稿」や「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成いただいた上での審査。ここまで進出した段階で、ほぼ何かしらの形で連載を約束します。



最終段階:連載形式の原稿にて、GIGAZINE編集長による審査+GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる評価+GIGAZINEで連載中の作家などゲスト審査を行い総合的に大賞受賞者を決定します。また、最終段階に残った時点で連載は確約いたします。

・報奨:



1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:

賞金3万円

第2段階進出:

追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:

最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞以上:

追加賞金10万円〜+連載確約

大賞:

賞金100万円+応募作品そのままで連載確約

・応募作品の選考結果

最初の第一段階審査に進んでいただく作品については、応募月の翌月末までに応募時のメールアドレスへ審査の詳細についてご連絡差し上げます。

それ以外の場合、審査結果の通達は基本的に行っておりませんのでご了承下さい。

・受賞後の流れ

GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム:

応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆作画担当・ネーム構成担当・作画ヘルプの応募



・「作画のみ」応募方法:

マンガ大賞応募フォームに、ポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。「その他」の欄に「作画のみ応募」と記載してください。ポートフォリオ用のイラストやマンガについて枚数の制限はなく、何枚以上必要というラインもありませんが、多ければ多いほど評価を得やすいです。

・「ネーム構成担当」応募方法

テキストの原作脚本をネームに起こす「ネーム構成」も募集しています。作画のみと同じく、ポートフォリオや過去に制作した作品ネームやマンガ作品について、できる限り多く送信してください。

・「作画のみ」「ネーム構成」の審査フロー:

ポートフォリオを見ての第1段階審査通過分についてはフォームを送信いただいた翌月までにご連絡を差し上げるため、第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、最終段階の投票審査に回します。

・報奨:

第1段階のポートフォリオ審査を通過し第2段階に参加:

賞金5万円

※ここでの審査は追加の原稿作業を要するため、第2段階に進出・参加いただいた全員に奨励金が発生します。

最終審査で入賞以上:

追加賞金10万円+連載確約

大賞:

追加賞金20万円+連載確約

※原作脚本の都合により、即座に連載に入ってもらえるとは限りませんが、優先的に提案するという形で連載を確約します。

・ヘルプ応募の手順:

フルカラーのマンガを制作するサポートをしてくれるヘルプも募集しています。キャラなどの下塗りやテキスト配置、背景ヘルプも歓迎。完全リモートで自宅にいながら可能なタイミングのみ参加いただくことができます。

・条件:

特に無し。「作業可能ならタスクリストから引き受けるものを選んで作業する」という流れになるため、忙しい時期は不参加ということも可能です。

また、ヘルプで参加しながらおこづかい稼ぎとスキルアップをしつつ、オリジナル作品を制作して編集に提案、ということもOKです。

・報酬:

「色塗りヘルプ」「背景ヘルプ」は作業管理ソフトで時給を計算します。時間給は初めはお試し期間として設定し、そこから作業練度や貢献できる数などによってアップさせていきます。

「ネーム構成」の場合は1ページ当たりの原稿料で計算します。

・応募方法:

GIGAZINEマンガ大賞応募フォームから、「作品ファイルダウンロード用のアドレス・URL」の代わりに「過去に作業したカラー原稿やポートフォリオ」を閲覧できるURLを貼り付けて下さい。また、最後の「その他こちらが知っておくべき必要な情報など」に「色塗りヘルプ」「背景ヘルプ」「ネーム構成」どれを希望するか該当するものを入力して下さい。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆原作脚本募集要項



・第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロット(あらすじ)を合わせて用意してください。あらすじは作品全体の流れを詳細に、100字〜800字でまとめて原稿の最初のページに記載をお願いします。

・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

・Googleの共有設定が「リンクを知っている全員」になっていることを確認してください。「制限つき」のままだと応募された作品を読むことができません。詳しくはGoogleドキュメントヘルプの「ファイルを一般公開で共有する」をチェックしてください。



・報奨:

1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:

賞金3万円

第2段階進出:

追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:

最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞以上:

賞金10万円+連載確約

大賞:

賞金20万円+応募作品そのままで連載確約

※作画担当とのマッチングの関係上、即座に連載に入ってもらえるとは限りませんが、優先的に提案するという形で連載を確約します。

応募フォームはこちらをクリック



マンガ大賞の選考フローには「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」があります。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、未来の名作の誕生に立ち会ってください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。