映画『LOGAN/ローガン』でのヒュー・ジャックマン
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 『デッドプール』シリーズ第3弾でヒュー・ジャックマンがウルヴァリンを再演することを受け、スピンオフ映画『LOGAN/ローガン』を手がけたジェームズ・マンゴールド監督が現地時間27日、公式Twitterで心境を明かした。(以下、『LOGAN/ローガン』のネタバレを一部含みます)

 『LOGAN/ローガン』は、ミュータントが絶滅の危機に瀕した世界を舞台に、治癒能力を失いつつある傷だらけのローガン/ウルヴァリン(ヒュー)が、唯一の希望となる少女ローラ(ダフネ・キーン)を守るために戦うR指定のアクション。ヒューは同作をもってウルヴァリン役を一度卒業しており、彼の最後の勇姿はファンや批評家から高く評価された。

 ボロボロになりながらも戦い続けたウルヴァリンは、『LOGAN/ローガン』のラストで命を落としたが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属する『デッドプール』第3弾で帰ってくることになった。発表を受け、マンゴールド監督はまず“ウルヴァリンは死んだはず”だということを指摘するかのように、彼の身体が大木に突き刺さる『LOGAN/ローガン』のGIF画像を投稿。続けて「なんてこった! みんな、落ち着いて。いや冗談だ! 問題ないよ。『LOGAN/ローガン』はいつもここにある。マルチバース、前日譚、タイムワープ、ワームホール、正史だろうがなかろうが、論理的根拠がなくたっていい。親愛なる(デッドプール役の)ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンが、どんな狂気を見せくれるのか、待ちきれないよ」と祝福し、ウルヴァリンとデッドプールの共演に期待を寄せた。

 ディズニー傘下のマーベル・スタジオが製作する第3弾は、『フリー・ガイ』『リアル・スティール』といった作品でライアンやヒューとタッグを組んだショーン・レヴィ監督がメガホンを取り、これまで通りR指定作品を予定している。2024年9月6日全米公開。(編集部・倉本拓弥)