クラブで絶好調も“出場時間0”に約6万人から怒りの声…“至宝”イ・ガンイン「選択できる部分じゃない」

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「僕が選択できない部分、所属チームで最高の姿を見せたい」。

【写真】イ・ガンインの元同僚、久保建英に“そっくり”な韓国人選手

サッカー韓国代表イ・ガンイン(21、マジョルカ)の声からは物足りなさが滲み出ていたが、より良いプレーを見せると誓った。

9月27日、イ・ガンインはソウルワールドカップ競技場で行われたカメルーンとの国際Aマッチで、またも出場機会を得られなかった。23日のコスタリカ戦に続いて、9月の2連戦で1分たりともピッチに足を踏み入れることができなった。

今シーズン、スペインリーグで最高の活躍を見せ、1年6カ月ぶりに代表へと招集されたイ・ガンイン。所属するマジョルカでは主力に定着し、6試合で1ゴール3アシストと絶好調を維持していたため、不出場は非常に残念だったはずだ。

「当然、選手としては出場したい」

 

韓国代表率いるパウロ・ベント監督は、「すべての選手を先発出場させるのは難しい。9月に行った2試合で、いずれもイ・ガンインが出場するのに良いタイミングではないと思った」と理由を説明している。

カメルーン戦後、ミックスゾーンでイ・ガンインは、「当然、サッカー選手として試合に出場したい気持ちが大きいのは事実だ。しかし僕が選択できない部分だ。監督から特に言われたことはなく、選手全員に所属クラブに戻ってコンディション管理に気を付けて欲しいと言われた」と語った。

イ・ガンイン

試合終盤、会場に集まった5万9389人のファンが「イ・ガンイン」と連呼したことに対しては、「まず選手として、それだけ応援してくださってとても感謝している」とし、「より良い姿をお見せできるよう努力する」と付け加えた。

2022カタールW杯まで2カ月も残っていない。イ・ガンインは「モチベーションは以前から高めてきた。先ほど言ったように、クラブに戻って最高の技量を見せるだけだ」と力を込めて話した。

なお試合はソン・フンミン(30、トッテナム)のゴールで韓国が勝利している。