映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』が初登場1位
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 先週末(9月23日〜9月25日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、『ブラック・ウィドウ』『ミッドサマー』などのフローレンス・ピューが主演を務めたスリラー映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』が興行収入1,935万3,213ドル(約28億円)で初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル145円計算)

 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で監督デビューを果たした女優オリヴィア・ワイルドの長編映画2作目となる本作。「夫は働き、妻は専業主婦でなければならない」「夫の仕事内容を聞いてはいけない」といったルールがある“理想の街”を舞台に、隣人が見知らぬ男たちに連れ去られるのを見かけて以降、周囲で不気味な出来事が頻発するようになり、精神的に不安定になっていくアリス(フローレンス)の姿を描く。夫役ハリー・スタイルズの熱狂的なファンが多く劇場に足を運んだようで、観客の71%は女性という結果に。ワイルド監督とハリーの交際に、監督とフローレンスの不仲疑惑など舞台裏のゴシップばかりが取り沙汰されたが、手堅く首位デビューを飾った。

 3位には、『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』が1,052万9,576ドル(約15億円)で初登場。再上映の作品としては今年最高の数字で、12月に公開を控える約13年ぶりの続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』にも期待ができそう。観客の実に93%が3Dでの鑑賞だった。(編集部・市川遥)

9月23日〜9月25日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ドント・ウォーリー・ダーリン』
2(1)『ザ・ウーマン・キング(原題) / The Woman King』
3(初)『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』
4(2)『バーバリアン(原題) / Barbarian』
5(4)『シー・ハウ・ゼイ・ラン(原題) / See How They Run』
6(3)『パール(原題) / Pearl』
7(5)『ブレット・トレイン』
8(7)『DC がんばれ!スーパーペット』
9(6)『トップガン マーヴェリック』
10(9)『ミニオンズ フィーバー』