元恋人の“ブチギレ暴露”で物議を醸した韓国俳優、『ナルコの神』で好演！「すべての部分が成長」
俳優キム・ミングィがNetflixシリーズ『ナルコの神』に出演した感想を明らかにした。
キム・ミングィは去る9月9日に公開されたNetflixシリーズ『ナルコの神』で、ファン・ジョンミンが演じる麻薬王チョン・ヨファンを盲信的に信じて従う忠実な執事「イ・サンジュン」役を演じ、視線を奪うカリスマ性で視聴者の心をつかんだ。
輝かしい活躍を披露したキム・ミングィは「『ナルコの神』は成長として記憶されそうだ。この作品を通じて“キム・ミングィ”という人間のすべての部分が成長したようだ」とし、作品に対する愛情を伝えた。
なおキム・ミングィは2021年7月、コロナ隔離期間中に浮気相手と会っていたとの疑惑を元恋人に暴露され、物議を醸した。その余波で、当時放送中だったドラマ『わかっていても』の出演部分がカット・編集される事態となった。
そんなキム・ミングィにとって『ナルコの神』は、『わかっていても』以来の作品だ。
「足らない自分を最後まで」
キム・ミングィの一問一答は、以下の通り。
◇
―『ナルコの神』に合流することになったきっかけと、キャスティングが決まったときの感想は？
『ナルコの神』に参加するという事実だけでも嬉しく光栄だと思う。オーディションを通じて『ナルコの神』に合流することになった。オーディションの機会があるという知らせを聞いて、一次的に嬉しかったし、ユン・ジョンビン監督に直接会えるという事実にわくわくした。
あまりにもわくわくしすぎて、自分が持っている姿を上手く見せることができるか心配だったが、オーディション会場ではリラックスしながら準備したものを見せようという気持ちで臨んだ。
監督にお会いした後、数日後に作品に参加できるようになったという知らせを聞くようになり、一緒に呼吸を合わせる先輩たちの名前を聞いて緊張もしながら、体も心もしっかり準備しなければならないと思った。
―サンジュンというキャラクターがとてもインパクトが強い。どうやってサンジュンのキャラクターを作ったのか。特に気を使って努力をした点は？
サンジュンはいつも無表情だが、そのなかで微妙な視線の処理やポイントを探しながら、キャラクターをうまく表現しようと悩み、撮影に臨んだ。まず、台本を見てから「イ・サンジュン」というキャラクターについて感じた感情を整理した。
私が感じたイ・サンジュンは、チョン・ヨファンという人物に狂気に近い無限の信頼を持つキャラクターだった。狂信者の深い信仰の表現を上手にしたくて、各種映像や写真資料を通じて接したりもした。また、監督が体を大きくしてほしいとおっしゃったので、クランクイン前に毎日運動しながら準備し、撮影期間もできるだけ運動をしながらイ・サンジュンの体を作って維持しようと努力した。
―公開2週間で『ナルコの神』が非英語圏部門のドラマ1位となった。韓国はもちろん、世界的に反応が爆発的だ。記憶に残る作品に対する反応はあるか。
『ナルコの神』公開が秋夕（チュソク）の連休だった。両親に秋夕のプレゼントを差し上げたようで気分が良かったし、友人たちが『ナルコの神』のセリフを流行語のように使っていて、おもしろくもあり、不思議だった。私が何かしようとすれば、友人たちが「それも牧師の召命なの？」と問い返したりした（笑）。最近、早朝サッカーに出たんだけど、相手チームの選手の私に気付いてくれて不思議だった。
―『ナルコの神』の魅力を紹介すると？
誇らしい先輩たちをひとつの画面で見ることができる良い作品だ。『ナルコの神』の登場人物一人ひとりが魅力的で、主人公のカン・イングと絡む人物一人ひとりを疑って見れば、より楽しく見られそうだ。
―キム・ミングィにとって『ナルコの神』は、どんな作品として残ると思うか。
『ナルコの神』は成長として記憶されそうだ。この作品を通じて「キム・ミングィ」という人間のすべての部分が成長したようだ。撮影期間中、足らない自分を最後まで導いてくださった監督と先輩たち、そしてすべてのスタッフの方々に感謝するという言葉を必ず伝えたい。
―これからどんな俳優として記憶されることを願うか。
いつも成長する俳優でありたい。様々な姿を見せることができ、最後には自分の演技に“信頼”がいく俳優として記憶されたい。
―最後に『ナルコの神』を楽しんでくれた視聴者に一言お願いする。
『ナルコの神』に惜しみない関心と愛を送ってくれ、心から感謝を申し上げる。『ナルコの神』を通じてキム・ミングィという俳優を覚えていただければと思う。今後、俳優のキム・ミングィとしても、人間のキム・ミングィにとってとしても、さらに成長して良い姿を見せたい。この文章を見たすべての方々が幸せで、健康であることを願う。
