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 2018年W杯、そしてユーロ2020でも好成績を収めたイングランド代表だが、2022年秋の立ち位置は、ネイションズリーグ最下位。特にハンガリー代表への2連敗という悪い意味でのサプライズを演じており、とりわけ2試合目では4失点。またオフェンス面でもドイツ戦で得たPKを決めたハリー・ケインのこの1得点が、ここまで4試合での総得点なのだ。サウスゲート監督としては結果が求められる重圧の中で、W杯最後の代表戦期間にドイツ、イタリアと戦うことになる。

 さらに守備陣においてはGKピックフォードが負傷欠場となり、バックアップのフィリップスもフィットしていない。さらに左SBのチルウェルやショーも所属クラブであまりプレーできておらず、不安定な守備陣の立て直しは復帰したダイアーが担う可能性がある。ただケインがトッテナムで6得点と非常に好調で、スターリングはチェルシーで主力に。またフォーデンはマンCでハーランドと息のあったプレーをみせており、サカのアーセナルは飛ぶ鳥を落とす勢いだ。