＜嫁姑バトル＞【後編】義母と義妹が家族計画で口論に。結婚って子どもを産むための制度なの？
義妹の意見はわかったけど……
さて一方であることを疑問に思うママたちもいたようです。
『そもそも旦那さんの意見は……？ どっちでもいいけど結婚するときに2人でよく話し合ってないのかな？ 夫婦で決めることだよね』
『旦那さんが子ども欲しいなら離婚案件になるし、子どもが要らないなら義母のセリフは大きなお世話』
『義母は関係ないけど……旦那さんが子ども欲しがってたなら、まぁ気の毒だよね』
ママたちが気になったこととは「旦那さんの意向」でした。もし旦那さんが義妹と同じように「子どもはいらない」と考えているならば、義母の出る幕はないでしょう。しかし旦那さんは子どもが欲しいと考えているのであれば、義妹は今一度旦那さんと話し合う必要があるかもしれません。いずれにしても夫婦で決めたことならば、ほかの人が口を挟むことではなさそうです。
『そもそももし子どもを産まない決断をしたなら、それを伝えるのは息子である旦那の役目。今回の件で義妹だけを責めるのは違うよ』
義妹夫婦の間でどのような話し合いがされているのかは知る由もありません。しかし夫婦間で話し合いが済んでいるならば、その結論を伝えるのは旦那さんの役目でしょう。義母はまずは自分の息子と話をしてみるのがいいのではないでしょうか。
産まないなら結婚する必要はない……？
さてここでこんな意見も飛び出しました。
『産まないなら結婚する必要ないでしょ。産まないなら事実婚にしておくのが義母のためなんじゃない？』
『私が義母の立場なら「うちの息子はなんでこの人と結婚したんだろう」って残念な気持ちになる。結婚する必要ないじゃん』
こちらのママたちは「子どもを授かる予定がないならば結婚するべきじゃない！」と考えているようです。結婚と出産をセットのように感じているのかもしれませんね。しかしこちらの主張には反論が集まりました。
『そもそも結婚って子ども産むための制度なの？ 違うよね？』
『子どもを産むために結婚したわけじゃないんでしょ』
「結婚って子どもを産むための制度だったっけ？」と確認をとるかのように、反論したママたち。結婚をして子どもを授かる夫婦は多いかもしれませんが、決して必須ではありませんよね。「子どもを産まないなら結婚するな！」というのは、やや暴論だとジャッジされたのではないでしょうか。
どちらも極論に見える……
「義母と義妹、どちらの意見にも問題がある気がする」と話すママたちも現れました。
『義母の言うことは余計なお世話だし、義妹の意見もネットを鵜呑みにしてるだけ。どっちも共感できないわ』
『どっちもどっちかな。ネットの極端な意見を鵜呑みにして悲観する義妹もどうかと思うし、子どもを産むことを強制する義母もおかしい』
義母の意見に否定的な声が集まっていましたが、義妹の意見もやや極端では……と考えるママたちもいたようです。「どちらの意見にも共感ができない」と主張する方もいました。
『義母は自分の価値観を押し付けすぎ。義妹もちょっと精神年齢が低いかな……』
「どっちもどっち」と言いたげなコメントも寄せられました。主張自体を理解できなくはないけれど、どちらも大人らしい振る舞いとは言い難い……と考えられたのかもしれません。
価値観の押し付けはよくない！
「お互いに価値観を押し付け合うのはやめたほうがいい」と話すママも。
『それぞれ考え方があるのはわかる。自分の考えを押し付けあうのはよくないよ』
『価値観の違い。どちらかが絶対に正しいなんてことはないと思う』
『子どもが欲しくないと言ってる人には何を言っても響かないよ。押し付けがましいだけ』
義母と義妹は考え方が根本的に違うのでしょう。考えが違うことはまったく悪いことではありませんよね。しかし「自分の価値観が絶対に正しい！」と押し付けるのはよくないことでしょう。自分の意見を大切にするように、相手の意見も尊重したいものですね。
義母と義妹のバトルを目にして驚いてしまった投稿者さん。ひょっとしたら投稿者さんとしては「どちらの意見も一理ある」と思えたので、ママたちに意見を求めたのではないでしょうか。どちらの意見も納得できる部分はあるからこそ、「どちらの意見が絶対的に正しい」とは言い切れないでしょう。どんな意見を持っているにしても、自分の意見や価値観を他人に押し付けないことが大切なのかもしれませんね。
文・motte 編集・みやび イラスト・マメ美
