045_義父母(父母)_Ponko (1)

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前回からの続き。敷地内同居をしているお母さんに、相談者さんは夏休みのあいだ、週2ほど仕事のために子ども2人(幼稚園と小学生)の面倒を見てもらっているそうです。しかし家に帰る度に絵本やら大型のおもちゃやらが増えていき、さらには「目が悪くなるから買わないで」と言っていたタブレット型おもちゃなども購入されていたことからイライラが止まらないと相談をしています。

おもちゃが増えるのなら、そのまま家に置かせてもらおう!

ママスタコミュニティでは相談者さんからの投稿に、「もしかしたらお母さんは孫2人を見るのが大変で、おもちゃを購入してしまうのではないか」という推測が多数寄せられました。確かに子どもにつきっきりで長時間一緒に遊ぶというのは、実の親であってもとても大変なことです。しかし、このままでは相談者さんのお宅に物が増え続けてしまいます。そんな状況を避けるには、購入してもらったものをそのまま保管してもらう方法をとるのはいかがでしょうか?

『遊んでいるあいだゆっくりしたいんじゃない? おばあちゃんに買ってもらったおもちゃはおばあちゃんの家に置いておいて、遊びに行ったときだけ遊ぶにしたら?』


『私からしたら預けられるのもおもちゃもありがたいと思う! 優しいじゃん。ものが増えて邪魔ならお母さんの家に置いていてもらえばいい』


はじめからおばあちゃんの家におもちゃがあれば、子どもたちも今後たくさんのおもちゃを必要とすることはなくなります。また次におばあちゃんの家にいったときに遊べると思うと、子どもたちもおばあちゃんと遊ぶことがより楽しみになるのではないでしょうか。

違う考えにイライラするのもわかるけれど、お母さんの努力も想像しよう

『優しいし、子どもが喜ぶことを考えてくれている良いお母さんじゃん。そんなに頻繁に孫2人も面倒見てくれるって有難いことだよ。お母さんの年齢で2人ってかなり大変だと思うよ』


たしかに育児方針の違いがあると、実母といえどイライラすることはあるでしょう。筆者も、「母とは育児について分かり合えない」と何度思ったことか……。しかしそれでも、「わが子のため」「孫のため」といろいろと工夫をしながら面倒を見てくれているは事実です。もしどうしてもイライラが我慢できなくなりそうになったら、お母さんのそういった優しさを今一度思い出してみてくださいね。

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko