まんが-1

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前回からの続き。これは数年前の話です。小6の息子タツキが、クラスメイトのショウくんに、ちょっと強引にアイスやジュースをおごられてしまいました。金額にして300円。後日、ショウくんママにお礼とともに300円を返すと「うちはそんなに困ってませんから」と鼻で笑われてしまいました。

モヤモヤしますが、お金に対する価値観の違いなのだ、と自分に言い聞かせます。家それぞれにお金の価値観は違うでしょうし、お金に関するしつけ方もさまざまでしょう。お金のトラブルは未然に防ぐため、タツキと話しをすることにしました。



それからしばらくして、ショウくんがクラスメイトとトラブルになっているとの話を聞きました。



ママ友の話を聞いて、私は思わず真っ青になりました。そのトラブルに巻き込まれていたのはタツキだったかもしれないのです。「しっかりお礼を言って300円返しておいてよかった……!」心の底からそう思いました。



お金の貸し借り、おごりおごられはたとえ少額であってもトラブルの種になる可能性があります。今回は子ども同士のトラブルでしたが、こういった数百円のトラブルはママ友とか大人同士であっても起こりえるな……と感じました。そういった小さなモヤモヤが積もり積もって、やがて大きな火種になったりするかもしれません。私自身も今後、小さな額でも貸し借りをしてしまったら、その都度どうするかよく考えて、キレイに清算していこう、とあらためて思ったのでした。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・林檎りん 編集・荻野実紀子