毒グモに噛まれてしまった男性(画像は『The Sun 2022年9月13日付「SWELL OF A BITE People think I’ve had too much Botox after my eyes swelled shut ― but it was a SPIDER bite」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット)

写真拡大

英南部イーストサセックスのイーストボーンで郵便配達員の男性が毒グモに額を噛まれ、翌日には両目が「まるでボトックスを注入しすぎた人」のように腫れ上がってしまった。その後、男性は病院で治療を受けたが、医師によると顔の腫れがいつ完全に治まるかは断定できないという。『The Sun』などが伝えている。

【この記事の他の写真を見る】

英イーストボーンで郵便配達員として勤務するアンディ・パティンソンさん(Andy Pattinson、58)は9月初め、仕事を終えて散歩していた時に額に違和感を覚えた。アンディさんがそこに手を当ててみると、痛みはないものの額が卵ほどの大きさに腫れ上がっており、腫れは徐々に額から両目へと広まっていった。そして家につく頃には、両目が目も開けられないほどにパンパンに膨れていたという。

アンディさんは当時の様子をこのように振り返る。

「妻のサンドラ(Sandra)に、何か頭が変なんだって言ったんだ。」

「すると妻に『ひどいわね、(両目が)ボトックス注射を打ったみたいよ』って言われたんだ。もちろんボトックスなんて入れていないよ。」

「毎日藪や木の間を歩いているから、職業柄すぐにクモに噛まれたと分かったんだ。」

「いつもクモの巣がそばにあるから、何も考えずに手で払いのけているんだ。僕は明らかにこの(噛まれた)クモにとってうっとうしい嫌われ者だったんだろうけど、それにも気付かなかったよ。」

「すぐに顔の腫れが引くと思って翌日に出勤したら、僕の顔を見てみんなから“近眼のマグ―(Mr.Magoo/はれぼったい目をした老人のアニメキャラクター)”や“キングピン(Kingpin/マーベル・コミックのキャラクター)”なんて呼ばれてしまってね。」

「みんなには『サンドラにフライパンで殴られたのさ』なんて冗談で返したよ。」

ところがアンディさんの顔の腫れは引くどころか悪化していき、顔が腫れ上がりすぎて野球帽もかぶれないほどになった。そんなアンディさんの様子に、当初は面白がっていたサンドラさんも「すぐに病院に行った方がいい」と勧めたという。

そしてアンディさんは目の腫れで視界が完全に塞がる前にイーストボーン地区総合病院へ向かったそうで、彼はのちにこう明かしている。

「舌にピリピリとした痛みを感じて心配になってしまって。舌が腫れて、呼吸を助けるために人工呼吸器を入れることになったら大変だからね。」

「医師たちもクモを見ないと確かなことは言えないようだったけど、額の真ん中に小さな刺し傷が2つあったよ。」

「どうやら僕(の腫れ)はクモの毒に反応したみたいだね。」

「(腫れは)全然痛くなくて、ただ皮膚の下に水が入っているような感じ。奇妙なのは洗う時さ。皮膚を動かしても下に溜まった液体は動かないんだ。不思議な感覚だよ。」

「多分、その体の下にたまった液体が毒を洗い流そうとしているんだと思う。」

アンディさんを襲ったクモはイギリスでここ30年間に個体数が増えている「帰化クモ(noble false widow spider、Steatoda nobilis)」と見られており、ステロイドの錠剤が処方されたものの、いつ腫れが引くのかは医師にも分からないという。

仕事柄、クモとの遭遇は致し方ないアンディさんは「今後もとくにクモを恐れることはない」としてこう語った。

「今は目の下にふくらみができている。ステロイドを飲んでいるので、あとは待つしかないよ。」

「錠剤を飲み終えても腫れが引かないようなら、また病院に行かなくちゃいけない。すぐに元の自分に戻れると思うけどね。」

画像は『The Sun 2022年9月13日付「SWELL OF A BITE People think I’ve had too much Botox after my eyes swelled shut ― but it was a SPIDER bite」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)