ペンにイラつく姿が話題になったチャールズ国王(画像は『Clarence House 2022年4月11日付Instagram「To mark Her Majesty The Queen’s Platinum Jubilee,」』のスクリーンショット)

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英・チャールズ国王(73)が文書に署名をする際、ペンにイラつく姿が2度も目撃された。即位したばかりの新国王の思わぬ姿に、SNSでは「本日のハイライト!」「面白過ぎる」といったコメントが飛び交っている。

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エリザベス女王が現地時間8日に崩御し新国王となったチャールズ3世は、10日にロンドンのセントジェームズ宮殿で執り行われた「王立継承評議会(Accession Council)」で国王としての即位を正式に宣言した。

何世紀にもわたる儀式は初めてテレビで生中継され、多くの国民が歴史的な瞬間を見守った。

しか多くの視聴者は、チャールズ国王が公式宣言に署名をする場面に注目したのである。

国王が椅子に座ると、机の上には2枚の大きな書類とサイン用の万年筆、インクのセットが置かれていた。国王は1枚目に署名をしたものの、2枚目に移ろうとした時、目の前にあるペンケースが邪魔をしていることに気付いたようだ。

そのため国王はペンケースを指さし、側近に向かって歯を食いしばるような表情をしたのである。すると横から素早く側近の手が現れ、ペン置きを机から静かに持ち去った。

その後、ウィリアム皇太子が文書に署名する際には、ペンケースを返してもらわなければならないという一幕もあった。

別の場面では、次の文書に署名するために椅子に座ろうとした国王が、机上にあるペンケースを退けるように手で振り払う姿も見られた。

国王が署名するために使用した万年筆のセットは、ウィリアム皇太子とヘンリー王子からの贈り物だった。

この瞬間を見ていた人々は、SNSでこのような意見を交わし合った。

「チャールズがペン置きのことで少し怒った瞬間は、間違いなく本日のハイライトだったよ!」
「国王チャールズ3世がペンのことで、ちょっとイラつく場面を目撃したのは凄いことだったわ。」

さらに13日には、カミラ王妃とともに北アイルランドのヒルズバラ城を訪れた国王が、再びペンにイラつく姿が目撃されたのである。

国王は城内の部屋で来訪者名簿に記帳したが、この際インクが漏れていたペンと格闘する姿が映し出された。

なんとか記帳を終えて立ち上がると、インクが付いた手をハンカチで拭きながら「こんなに最悪なものには耐えられん! 毎回、臭くてたまらない」と側近に文句を言ったのである。

その時、王妃がペンを交換するよう提案したが、国王は颯爽ときびすを返して側近とともに退室していった。

またもや国王がペンにイラつく姿に、SNSでは次のようなコメントが見られた。

「国王は明らかに休養が必要だ。しかしどうしてこんなに笑えるんだろう。面白過ぎる。」
「70代になっても、まだ駄々をこねているなんて。泣けてくるわ。」
「イラつく姿を見ているのは面白いけど、対応する側は大変よね。息子のヘンリーと同じく、彼の面倒を見なければならない人が不憫でならないわ。」

画像は『Clarence House 2022年4月11日付Instagram「To mark Her Majesty The Queen’s Platinum Jubilee,」』『LADbible 2022年9月14日付Twitter「This comes not long after the Monarch frustratingly ushered an aide to move a pen stand which had been in his way,」』『ITV News 2022年9月10日付Twitter「Watch the moment King Charles III and Camilla,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)