Appleが2022年9月8日のイベントで発表したiPhone 14シリーズは、円安などの影響もありヨーロッパや日本での販売価格が発売当初のiPhone 13より大幅に値上げされたことが話題となりましたが、アメリカでの販売価格は据え置かれました。ところが、iPhone 14シリーズの「バッテリーの交換費用」はアメリカでも大幅に値上げされたことが報じられています。

iPhone 14: How much does it cost to replace your battery?

https://9to5mac.com/2022/09/12/iphone-14-battery-repair-cost/

Apple raises iPhone 14 battery costs above pre-Batterygate levels | Ars Technica

https://arstechnica.com/gadgets/2022/09/iphone-14-battery-replacement-costs-quietly-rise-to-99/

テクノロジー系メディアの9to5Macは、「AppleはiPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxのバッテリーを交換するには、99ドル(約1万4100円)の費用がかかると言っています。これはiPhone 13の69ドル(約9800円)から上昇し、約43%もの値上げです」と述べています。

iPhone 14シリーズにおけるバッテリー交換費用の値上げはアメリカ以外の国々でも実施されており、イギリスではiPhone 13のバッテリー交換費用が69ポンド(約1万1500円)だったのに対し、iPhone 14では105ポンド(約1万7500円)となってるとのこと。

試しに公式のiPhone のバッテリーサービスにアクセスして、日本でのバッテリー交換費用の見積もりをとってみました。「iPhone 13」シリーズだと、交換費用は9800円。

ところが、「iPhone 14」シリーズだとバッテリー交換費用は1万4900円となり、なんと5100円もの値上げとなっています。

通常のiPhone 14のバッテリー容量は3279mAhで、通常のiPhone 13の3227mAhからほとんど変わっておらず、他のProやPro MaxもiPhone 13シリーズとほとんど変わりません。そのため9to5Macは、「なぜiPhone 14だけこんなに価格が上がったのかは不明です。iPhone 14のバッテリー容量はiPhone 13とほぼ同じであるため、お金に見合っているとは感じにくいです」と述べています。

テクノロジー系メディアのArs Technicaは、「純正のiPhoneバッテリー交換に70ドル(約1万円)以上の費用がかかるのは2017年以来初めてです」と述べ、バッテリーが古くなったiPhoneの性能をAppleが意図的に落としていた「バッテリーゲート」問題の時期に下げられた価格が、ここに来て突然上昇したことを指摘しました。

なお、購入から1年間の保証期間内または端末保証サービスの「AppleCare+」のサポート期間内であれば、iPhoneのバッテリー状態が最大容量の80%以下なら無償交換が可能です。