9月3日、富士山では遭難が相次ぎ、70代と80代の高齢者2人が救助されました。

警察によりますと3日午前10時半ごろ、富士宮口七合目付近で、勤務交代のため下山中の富士山衛生センターの医師から「意識障害のある登山者がいる」と通報がありました。

東京都の70代の男性が県の防災ヘリで救助され、高山病の疑いで病院に運ばれました。

また、午後0時半頃には須走口下山道七合目付近で「女性が座り込んでいる」との通報があり、山岳救助隊などが滋賀県の80代の女性を救助しました。女性は疲労で転倒し、唇から出血していたため、病院に運ばれました。