安斎瞬さんのツイッター(@anchai_103)より

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日本プロ麻雀協会に所属する麻雀プロの安斎瞬さんが、タクシー運転手の対応に不満を示した自身のツイートについて、投稿内容が不適切だったとして謝罪した。

安斎さんはツイッターで、利用したタクシーの運転手が会計の端数にあたる30円を値引きしなかったとして、「(次回は)ぜったい呼びませんよ?!」「30円で恩着せれるチャンスだったのに」などと呟いていた。

「いや、30円をまけてほしいわけないだろ、バカかよ」

発端となった安斎さんの2022年8月27日のツイートは以下の内容だ。

タクシー降りる直前に『これ私の番号なので次回もタクシーご利用の際は是非電話してください』って運転手のおじさんに名刺を渡されて会計が12030円だったんだけど、15000円出して細かいのないんですって言ったら2970円のお釣りをくれて、いやぜったい呼びませんよ?!ってなった。30円ってたけーな」

この投稿に「意図がわからない」とするリプライが寄せられると、安斎さんは「30円で恩着せれるチャンスだったのに、私を呼ぶメリットないけど私が儲かるんで私を呼んでくださいね!は無理があるよねってかんじ」と説明。運転手の言葉を踏まえて、端数の30円のサービスがなかったことに不満を露わにした。

「もちろんお釣りピッタリでなんにも問題ないんだけどねw 勿体ないなーってはなし」としている。

安斎さんのツイートには、「たかだか30円サービスしなかったからってTwitterに書くのは自分の品位を下げるだけ」などの批判が相次いで寄せられた。

これらの反応に安斎さんは「いや、30円をまけてほしいわけないだろ、バカかよ」とし、

「お釣りピッタリでなんも問題ないしなんも文句ないからね。運転手が悪い!ケチ!って言ってんじゃなくて、ただ『高額使ってくれて儲かるからまた呼んで欲しいけど、ま〜あなたにはメリットないっすw』って言われてもわざわざ呼ぶわけないよねってだけ。30円でキレんならその距離タクシー乗んねーよw」

とした。

「言葉は汚いし、文章は下手だし、表現は不適切だったと思う」

安斎さんは批判が相次いだことを受け、30日に画像ツイートを投稿して謝罪した。

「先日のツイートに関して予想を上回る数の御指摘を頂き、誠に恐縮する思いです」とし、「私の本意は、また利用してもらいたいのなら客にそう思わせるよう努力するのが客商売というものではないか、ということで、例えば帰り際にティッシュをくれるとか、飴をくれるとかなんでもいいけど、そういう気遣いがあった方がリピートする確率は上がるのに何も努力してこなかったのは勿体無いな、という感想を抱いた。それだけでした」とした。

「その書き方として『30円ってたけーな』とか皮肉を言ってしまったのですが、言葉は汚いし、文章は下手だし、表現は不適切だったと思うし、料金の値引きが法令違反という知識にも浅く、色々と未熟だったなと思います」と反省をつづった。

安斎さんは「誤解を招くような形になりましたことをお詫びします」と結んでいる。

道路運送法第10条では、タクシーなどを擁する一般旅客自動車運送事業者について「旅客に対し、収受した運賃又は料金の割戻しをしてはならない」と定めている。

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の公式サイトでも「運行途中でタクシーメーターを停止し運賃を値引きすることや、定められた料金(迎車、時間指定など)をお客様から頂かないことは法令違反となります」としている。