『仮面ライダーギーツ』佐藤瑠雅、景和は「今までのシリーズでは主役に多いポジション」
●「大きくなったら仮面ライダーになりたい!」と言っていた
個性的な仮面ライダーたちが、謎の敵・ジャマトの脅威から街の人々を守るためのゲーム=「デザイアグランプリ」で熾烈な戦いを繰り広げる新番組『仮面ライダーギーツ』が、2022年9月4日より放送開始される。
デザイアグランプリで勝利をつかんだ仮面ライダーには、「理想の世界を叶える権利」を得ることができる。キツネやタヌキ、ネコ、牛といった動物をモチーフとしたユニークな持ち味の仮面ライダーたちが、「生き残りゲーム」とも言われるデザイアグランプリにどんな形で参加し、他の仮面ライダーとどう関わっていくのか、大いに興味が持たれている。

佐藤瑠雅(さとう・りゅうが) 2001年生まれ、千葉県出身。『仮面ライダーギーツ』(2022年)の仮面ライダータイクーン/桜井景和役は連続テレビドラマデビュー作となる。 撮影:大塚素久(SYASYA)
今回のインタビューでは、就職活動に勤しむ大学生でありながら、何も知らないままデザイアグランプリの仮面ライダーにエントリーされる青年・桜井景和を演じる佐藤瑠雅が登場。何事にもまっすぐで、第一に他人のことを考える性格の景和は、言われるがままに仮面ライダータイクーンに変身。謎の多い作品世界に戸惑いつつも、どんどん奥のほうへ入り込んでいく景和は「視聴者の目線」で動いてくれる重要なキャラクター。人懐っこい笑顔と、ときおり見せるクールな表情のギャップが魅力的な佐藤に、『仮面ライダーギーツ』の作品世界の特色や、タヌキをモチーフにした仮面ライダータイクーンの愛されポイント、そして数多く登場する仮面ライダーたちに負けないタイクーン/景和の持ち味について語ってもらった。
――仮面ライダータイクーン/桜井景和は本作の仮面ライダーの中でもっとも「普通」っぽいといいますか、戦闘意欲をむき出しにするというイメージが薄い人物のように思えます。オーディションのときから、佐藤さんは景和の役柄を意識されていたのですか。
まったく意識はしてなかったです。オーディションでは仮の台本を手渡され、数人で演技をして、それを審査してもらっていました。いくつか役が割り振られていましたが、たまたま「景和」というキャラクターに僕がマッチして、選んでいただけたのでしょう。自分としてはいい役に出逢えた、タイミングと運がよかったなと思っています。
――子どものころは、どんな仮面ライダーが好きでしたか?
幼いころは『仮面ライダー剣(ブレイド)』(2004年)が大好きでした。ずっと「大きくなったら仮面ライダーになりたい!」と言っていたのを懐かしく思い出します。ブレイドの玩具もたくさん買ってもらって、遊んでいました。オーディションの面接のときも、最初に「ブレイドが大好きです」って、仮面ライダーへの憧れを伝えました。
――さまざまな思いを抱いた仮面ライダーが、デザイアグランプリで生き残りをかけたゲームを行うという本作の設定については、どう思われましたか。
台本を読んでいくと、僕が子どものころに観ていた「仮面ライダー」とはひと味違う印象がありました。そして、単純に連続ドラマとしてとても面白かったんです。僕が演じる景和って、正義感が強くて、自分のことよりまず他人のことを心配するようなタイプ。これって、今までの「仮面ライダー」シリーズの主役に多いポジションなんです。デザイアグランプリのことを何も知らない景和がいることで、視聴者の方々も作品世界の中に入っていきやすい。とても大切なキャラクターだと思いました。
――就活中の大学生という景和と、佐藤さんとの共通点はありますか。
景和の設定年齢が22歳で、僕がいま21歳。年齢が近いですから、ほぼ等身大で演じることができます。僕はこれまでの人生で、一度もスーツを着てネクタイを締めたことがなかったので、景和の役を通じて「就活」というものを経験できてよかったです。自分の人生とは違う「第二の人生」というか……。そこは新鮮な思いがありました。会社に赴いて面接を受けるシーンでは、就活ってこんな感じなのかと、すごく緊張しました(笑)。
――タヌキをモチーフにした仮面ライダータイクーンの姿を初めてご覧になったときの感想を教えてください。
メインキャストの顔合わせのとき、『仮面ライダーギーツ』の内容やキャラクタービジュアルを紹介していただいたんですが、そのとき僕はまだタイクーンのデザインを見ることができず「景和はタヌキライダーに変身します」とだけ聞かされていました。その瞬間「タヌキ……、大丈夫かな?」と不安がよぎりましたが、実際にタイクーンを目の当たりにしたとたん「カッコいい!」と嬉しくなりました。丸みを帯びたシルエットのマスクで、スタイリッシュなところが従来の「仮面ライダー」のイメージに近いんです。そして、タヌキらしい可愛いところもしっかり備えている。タヌキライダーでこんなにカッコいいなんて、という驚きを感じました。キツネのギーツ、牛のバッファ、ネコのナーゴも同じく、今回の仮面ライダーのデザインワーク、造型には強い愛着を持っています。
●思いを込めた変身シーン

――仮面ライダータイクーンに「変身」するシーンを撮影したときは、子どものころを思い出してテンションが上がったのではないでしょうか。
それはもう、上がりまくりでした! 台本をいただいて、クランクイン(撮影開始)しても、仮面ライダーになるなんて実感がなかなかわかなかったのですが、タイクーンへの変身シーンを撮ったとき「自分は仮面ライダーなんだ!」という思いがドッとあふれてきました。昔から仮面ライダーが好きでしたから、変身ポーズには自分なりに思いを込めて、こだわり抜いて作らせていただきました。プロモーション映像では、まだ英寿の変身ポーズしか紹介されていないので、ぜひ景和の変身はオンエアでご確認していただきたいです。英寿は指でキツネの形を作り、パチン!とはじくでしょう。景和にもタヌキをイメージした部分があるかもしれませんし、歴代ライダーの変身にオマージュを捧げたところも……。もう「カッコイイの詰め合わせ」という気持ちで取り組みました。
――本作には不敗の男=ギーツをはじめ、多数の仮面ライダーが登場するそうですが、そんな中でタイクーン/景和が「他のライダーには負けない」と思える個性の部分を教えてください。
他のライダーたちは、デザイアグランプリに勝利して願いを叶えるぞという思いが強く、ゲームに対してまっすぐに突き進んでいきます。でも景和はみんなより自我が弱いというか、自分のことは置いといて「みんなが幸せになればいい」と思っているキャラクター。周りが我先にと前へ前へと進む中、ひとりだけ平和主義でいるがゆえに個性が際立つ人物ではないかと思っています。
――撮影はまだ始まって間もないと思いますが、今までで特に印象に残ったのはどんなシーンでしょう。
アクションシーンです。景和はいきなり戦いに駆り出されて、よくわからない状態で戦っているので、今のところはカッコいいアクションがありません。敵に翻弄されながら、へなちょこながらも戦っていて「なんで自分が仮面ライダーなんだろう、でもみんなが幸せになるのなら頑張ろう」と思っているんです。今後、戦いの経験を重ねた景和が強くなっていくのかどうかはまだわかりません。
――導入部からすでにいろいろな謎が散りばめられている『仮面ライダーギーツ』ですが、景和がこの先どうなっていくかも含めて、ざっくりとした方向性を聞いていたりするのでしょうか?
次に撮影する台本をいただくまで、今後のことはわかっていないんです。誰がリタイヤするのか、新たにどんなライダーが出るのかも知らないので、ハラハラドキドキしながら撮影を続けています。次のエピソードの台本をいただいて読むことが、今の僕にとって一番の楽しみなんです。次はいったい何が起きるのか?とストーリーを追いかけるのがすごく楽しい。ほかのキャストのみんなも同じ気持ちだと思っています。
――いよいよ放送開始となる『仮面ライダーギーツ』の見どころを聞かせてください。
バラバラな個性を備える仮面ライダーがたくさん出てきますので、ご覧になるみなさんにはアイドルを応援するみたいに誰か「推し」のライダーを見つけていただき「このライダー好きかも。生き残ってほしいな」と思いながら、スリリングなストーリーを追いかけていただきたいです。『仮面ライダーギーツ』いよいよ放送です。どうぞお楽しみに!
(C)2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
個性的な仮面ライダーたちが、謎の敵・ジャマトの脅威から街の人々を守るためのゲーム=「デザイアグランプリ」で熾烈な戦いを繰り広げる新番組『仮面ライダーギーツ』が、2022年9月4日より放送開始される。
デザイアグランプリで勝利をつかんだ仮面ライダーには、「理想の世界を叶える権利」を得ることができる。キツネやタヌキ、ネコ、牛といった動物をモチーフとしたユニークな持ち味の仮面ライダーたちが、「生き残りゲーム」とも言われるデザイアグランプリにどんな形で参加し、他の仮面ライダーとどう関わっていくのか、大いに興味が持たれている。

今回のインタビューでは、就職活動に勤しむ大学生でありながら、何も知らないままデザイアグランプリの仮面ライダーにエントリーされる青年・桜井景和を演じる佐藤瑠雅が登場。何事にもまっすぐで、第一に他人のことを考える性格の景和は、言われるがままに仮面ライダータイクーンに変身。謎の多い作品世界に戸惑いつつも、どんどん奥のほうへ入り込んでいく景和は「視聴者の目線」で動いてくれる重要なキャラクター。人懐っこい笑顔と、ときおり見せるクールな表情のギャップが魅力的な佐藤に、『仮面ライダーギーツ』の作品世界の特色や、タヌキをモチーフにした仮面ライダータイクーンの愛されポイント、そして数多く登場する仮面ライダーたちに負けないタイクーン/景和の持ち味について語ってもらった。
――仮面ライダータイクーン/桜井景和は本作の仮面ライダーの中でもっとも「普通」っぽいといいますか、戦闘意欲をむき出しにするというイメージが薄い人物のように思えます。オーディションのときから、佐藤さんは景和の役柄を意識されていたのですか。
まったく意識はしてなかったです。オーディションでは仮の台本を手渡され、数人で演技をして、それを審査してもらっていました。いくつか役が割り振られていましたが、たまたま「景和」というキャラクターに僕がマッチして、選んでいただけたのでしょう。自分としてはいい役に出逢えた、タイミングと運がよかったなと思っています。
――子どものころは、どんな仮面ライダーが好きでしたか?
幼いころは『仮面ライダー剣(ブレイド)』(2004年)が大好きでした。ずっと「大きくなったら仮面ライダーになりたい!」と言っていたのを懐かしく思い出します。ブレイドの玩具もたくさん買ってもらって、遊んでいました。オーディションの面接のときも、最初に「ブレイドが大好きです」って、仮面ライダーへの憧れを伝えました。
――さまざまな思いを抱いた仮面ライダーが、デザイアグランプリで生き残りをかけたゲームを行うという本作の設定については、どう思われましたか。
台本を読んでいくと、僕が子どものころに観ていた「仮面ライダー」とはひと味違う印象がありました。そして、単純に連続ドラマとしてとても面白かったんです。僕が演じる景和って、正義感が強くて、自分のことよりまず他人のことを心配するようなタイプ。これって、今までの「仮面ライダー」シリーズの主役に多いポジションなんです。デザイアグランプリのことを何も知らない景和がいることで、視聴者の方々も作品世界の中に入っていきやすい。とても大切なキャラクターだと思いました。
――就活中の大学生という景和と、佐藤さんとの共通点はありますか。
景和の設定年齢が22歳で、僕がいま21歳。年齢が近いですから、ほぼ等身大で演じることができます。僕はこれまでの人生で、一度もスーツを着てネクタイを締めたことがなかったので、景和の役を通じて「就活」というものを経験できてよかったです。自分の人生とは違う「第二の人生」というか……。そこは新鮮な思いがありました。会社に赴いて面接を受けるシーンでは、就活ってこんな感じなのかと、すごく緊張しました(笑)。
――タヌキをモチーフにした仮面ライダータイクーンの姿を初めてご覧になったときの感想を教えてください。
メインキャストの顔合わせのとき、『仮面ライダーギーツ』の内容やキャラクタービジュアルを紹介していただいたんですが、そのとき僕はまだタイクーンのデザインを見ることができず「景和はタヌキライダーに変身します」とだけ聞かされていました。その瞬間「タヌキ……、大丈夫かな?」と不安がよぎりましたが、実際にタイクーンを目の当たりにしたとたん「カッコいい!」と嬉しくなりました。丸みを帯びたシルエットのマスクで、スタイリッシュなところが従来の「仮面ライダー」のイメージに近いんです。そして、タヌキらしい可愛いところもしっかり備えている。タヌキライダーでこんなにカッコいいなんて、という驚きを感じました。キツネのギーツ、牛のバッファ、ネコのナーゴも同じく、今回の仮面ライダーのデザインワーク、造型には強い愛着を持っています。
●思いを込めた変身シーン

――仮面ライダータイクーンに「変身」するシーンを撮影したときは、子どものころを思い出してテンションが上がったのではないでしょうか。
それはもう、上がりまくりでした! 台本をいただいて、クランクイン(撮影開始)しても、仮面ライダーになるなんて実感がなかなかわかなかったのですが、タイクーンへの変身シーンを撮ったとき「自分は仮面ライダーなんだ!」という思いがドッとあふれてきました。昔から仮面ライダーが好きでしたから、変身ポーズには自分なりに思いを込めて、こだわり抜いて作らせていただきました。プロモーション映像では、まだ英寿の変身ポーズしか紹介されていないので、ぜひ景和の変身はオンエアでご確認していただきたいです。英寿は指でキツネの形を作り、パチン!とはじくでしょう。景和にもタヌキをイメージした部分があるかもしれませんし、歴代ライダーの変身にオマージュを捧げたところも……。もう「カッコイイの詰め合わせ」という気持ちで取り組みました。
――本作には不敗の男=ギーツをはじめ、多数の仮面ライダーが登場するそうですが、そんな中でタイクーン/景和が「他のライダーには負けない」と思える個性の部分を教えてください。
他のライダーたちは、デザイアグランプリに勝利して願いを叶えるぞという思いが強く、ゲームに対してまっすぐに突き進んでいきます。でも景和はみんなより自我が弱いというか、自分のことは置いといて「みんなが幸せになればいい」と思っているキャラクター。周りが我先にと前へ前へと進む中、ひとりだけ平和主義でいるがゆえに個性が際立つ人物ではないかと思っています。
――撮影はまだ始まって間もないと思いますが、今までで特に印象に残ったのはどんなシーンでしょう。
アクションシーンです。景和はいきなり戦いに駆り出されて、よくわからない状態で戦っているので、今のところはカッコいいアクションがありません。敵に翻弄されながら、へなちょこながらも戦っていて「なんで自分が仮面ライダーなんだろう、でもみんなが幸せになるのなら頑張ろう」と思っているんです。今後、戦いの経験を重ねた景和が強くなっていくのかどうかはまだわかりません。
――導入部からすでにいろいろな謎が散りばめられている『仮面ライダーギーツ』ですが、景和がこの先どうなっていくかも含めて、ざっくりとした方向性を聞いていたりするのでしょうか?
次に撮影する台本をいただくまで、今後のことはわかっていないんです。誰がリタイヤするのか、新たにどんなライダーが出るのかも知らないので、ハラハラドキドキしながら撮影を続けています。次のエピソードの台本をいただいて読むことが、今の僕にとって一番の楽しみなんです。次はいったい何が起きるのか?とストーリーを追いかけるのがすごく楽しい。ほかのキャストのみんなも同じ気持ちだと思っています。
――いよいよ放送開始となる『仮面ライダーギーツ』の見どころを聞かせてください。
バラバラな個性を備える仮面ライダーがたくさん出てきますので、ご覧になるみなさんにはアイドルを応援するみたいに誰か「推し」のライダーを見つけていただき「このライダー好きかも。生き残ってほしいな」と思いながら、スリリングなストーリーを追いかけていただきたいです。『仮面ライダーギーツ』いよいよ放送です。どうぞお楽しみに!
(C)2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
