映画『ヘルドッグス』のヒット祈願のため大阪を訪れた岡田准一と坂口健太郎

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俳優・岡田准一と坂口健太郎が29日、大阪を訪れて出演映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)のヒット祈願を行った。同作では相性98%の最強狂犬コンビを演じた2人。岡田はヤクザ組織への潜入捜査を命じられた元警察官の主人公・兼高役で、坂口演じる組一番のサイコボーイ・室岡をバディに、驚異的な速度でのし上がっていく。このノンストップ・クライム・エンタテインメントに絡めて大阪で2人は日本一高いビル“あべのハルカス”の最上階部(ヘリポート)へと上り詰めた。

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まだ人通りの少ない時間、新世界“通天閣本通”に到着した2人は、商店街を悠々と闊歩。目の前にそびえ立つなにわのシンボル・通天閣を見て、岡田准一は「木更津キャッツアイ(『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』2006年公開)のイベントで来て以来で久しぶりですね。あのときより綺麗になっている気がします」と懐かしんだ。一方「新世界に来るのは初めてです!」という坂口健太郎と岡田が向かったのは通天閣の5階にある“ビリケン像”だ。足の裏を撫でるとご利益があるという言い伝えがあり、岡田と坂口は『ヘルドッグス』の大ヒットを祈願した。

続けて2人は、通天閣の最上階“跳ね出し展望台”へ。「ここ初めてかもー! すごい!」と岡田が歓声をあげると、坂口も「けっこう高いですね!」と応じたが、地上92.5メートルの展望台は足元がなんとスケルトン仕様。高所恐怖症でなくても怖がる人が続出しそうだが、2人は「風が気持ちいいですね!」と余裕の表情だ。そして「関西の皆さん! 映画『ヘルドッグス』見に来てや〜!」と声をそろえて関西弁でアピールした。

次にいよいよ日本一高いビル“あべのハルカス”の最上階部(ヘリポート)に到着した2人。特別なツアーなどを除き、普段は一般公開されていない最上部からは高さ300メートルを超える景色を望めるが、岡田は「おぉー! すごい!」、坂口は「ほんとに大阪を一望できるんですね」と2人とも感動した様子。晴天に恵まれ、太陽が降り注ぐ中、岡田が「今、太陽に近くてすごく眩しいので、坂口くんの目がビリケンさんみたいに細くなっているなぁ」と笑いながらいじると、坂口も「岡田さんもビリケンさんの目になってますよ」といじり返す一幕も。そして今度は2人で「日本中の皆さん、是非、この波に乗るように映画を観てください!」と呼びかけた。

劇中とは打って変わり、終始リラックスした雰囲気だった2人。今月16日に都内で開催され、共演の松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、そして原田眞人監督も登壇した映画『ヘルドッグス』ジャパンプレミアでも、岡田と坂口は信頼関係をうかがわせていた。坂口は「劇中、僕は岡田さん演じる兼高のことを“アニキ”と呼ぶんですけど、カメラが回っていなくても自然とそういう関係になっていました」と言い、現場で徐々に培われていった絆を垣間見せていた。また岡田も坂口のアクションシーンについて「めちゃくちゃ素敵でした」と褒め称えていた。

今回の大阪訪問で同作について聞かれて「かっこいいバディ感、兼高と室岡の2人が組織を駆け上がっていく爽快感や熱量を感じて欲しい」という坂口。岡田は「普段、バイオレンスなシーンのあるような映画を観られない方も、いわゆるヤクザ物というような映画ではないので、刺激を味わいに是非観て欲しい」と希望して、「ジェットコースターのような作品になっているので、観客の皆さんには身を任せて観て欲しいですね」と楽しみ方についてアドバイスした。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)