石神深一騎手

写真拡大

 石神深一騎手(美浦:フリー)は、第24回小倉サマージャンプ(J・G3)で9番アサクサゲンキに騎乗して1着となり、現在障害重賞が実施されている6競馬場全てで勝利したこととなり、障害重賞全場制覇を達成した。

 これは、新潟・小倉競馬場で障害重賞が実施されるようになった1999年以降、高田潤騎手、森一馬騎手に次いで3人目の記録となる(中京では、通常、障害重賞は実施されておらず、記録には含めない)。

 なお、同騎手は開催場の変更により中京で実施された障害重賞でも勝利を挙げており、“7場障害重賞制覇”となった。

 また、この勝利で同騎手はJRAで現在実施されている障害重賞を全て勝利したこととなり、JRA障害重賞完全制覇を達成しました。これは、史上初めての記録となる。

石神深一騎手コメント
「飛越の上手な馬だということは分かっていたので、仕掛けどころを間違えないようにと考えていました。最後の直線はほとんど手応えがなかったのですが、馬が最後の力を振り絞って、差し切ってくれました。熊沢さんが乗っているときから、この馬は小倉のような難しい競馬場のほうが合っているのではないかと思っていたので、その通りでした。ずっと小倉の成績が悪くて、小倉で重賞を勝つことを一つの目標としていたので、全場制覇も嬉しいですし、小倉で重賞を勝てたことが何よりも嬉しいです。障害100勝を達成したり、全場制覇を達成したりと、小倉はアサクサゲンキと同じで水が合うのではと思います。ローカル開催も来週で終わり、9月から本場開催が始まります。大きいレースも始まっていきますし、9月の頭にはオジュウチョウサンも復帰する予定です。障害レースをこれからもたくさんの方に応援していただけると、障害ジョッキーはみんな嬉しいので、これからも応援よろしくお願いします」

※JRA発表による