フィンランドの首都ヘルシンキで、記者会見に臨むサンナ・マリン首相(2022年8月19日撮影)。(c)Roni Rekomaa / Lehtikuva / AFP

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【AFP=時事】パーティーで踊り騒ぐ動画が流出し批判の的となっているフィンランドのサンナ・マリン(Sanna Marin)首相(36)は19日、薬物検査を受けたことを明らかにした上で、麻薬を使用したことはないと改めて主張した。

 マリン氏は首相府で記者会見し、「疑惑を晴らすため、きょう薬物検査を受けた」と説明。結果は1週間以内に出る予定で、判明次第メディアに公開するとした。

 マリン氏が他の参加者と踊っている様子を捉えた流出動画はSNSで拡散し、同国のメディアもこぞって報道。動画の中の参加者の発言が麻薬に言及したものではないかとの見方も出ており、SNS上では議論が沸騰している。

 マリン氏は、パーティーでは飲酒があったものの、自身は麻薬を使用しておらず、参加者による使用も目撃しなかったと説明。19日には改めて、「若い頃も含め、人生で麻薬を使用したことは一度もない」と明言した。

 動画をめぐっては、マリン氏の行動は首相として不適切だとの批判が上がっている一方で、同氏には友人とプライベートの集いを楽しむ権利があると擁護する声もある。

 批判の多くは、マリン氏が執務日にパーティーに参加していたことに集中。非常事態が突発した際に適切な判断ができる状態であったのかどうかが疑問視されている。同氏は「職務遂行能力に問題はなかった。会議の予定もなかった」と弁明した。

【翻訳編集】AFPBB News

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