ドン・キホーテのペンギンが恋のきっかけ?!バツイチ女性を救った意外な一言とは?

 あなたには、印象的な恋のきっかけはありますか? 今回は、ふだんはしない行動をとったらひょんなきっかけで恋に落ちてしまった女性のエピソードをご紹介しましょう。

◆離婚して以来、彼氏はできす

 笹岡美紀さん(仮名・29歳・飲食店勤務)は、離婚してから3年が経ちます。

「といっても、結婚生活は1年程のスピード離婚なんですけどね。当時の私は派遣社員で、仕事先で知り合ったN(美紀さんと同じ歳のグラフィックデザイナー)と意気投合して、出会って2ヶ月で入籍してしまったんですよ」

 両親や友達に「結婚するのは、もっとお互いのことをよく知ってからの方がいいのでは?」と散々言われましたが、周りの声など全く美紀さんの耳に入りませんでした。

「完全に恋している自分に酔いしれて、調子に乗っていたんですよね。いざ結婚してしばらく経ったら、Nが私の掃除の仕方が雑だとか、料理も全体的に味が薄いとかグチグチ言い出して、私がブチ切れたのをかわきりに喧嘩が絶えなくなってしまって」

 結局、お互い歩みよらないまま離婚することになり、とても険悪なままNさんとの関係は終わったそう。

「それ以来反省して、男性とのお付き合いを決めるのは慎重にならなくちゃと警戒していたら…彼氏ができないまま3年も経ってしまったんです」

◆恋の始まり?

 離婚後に派遣社員をやめて、友人が経営している飲食店で働くようになった美紀さん。周りのスタッフは全員既婚者なのに、自分だけバツイチで恋人もいないこの状況にアセりを感じていました。

「慎重になってばかりじゃいられないぞと思っていた矢先に…よく閉店間際にテイクアウトのおつまみセットを買いに来るYくん(27歳・会社員)からいきなりランチに誘われて『あ、ようやくチャンスが巡ってきてくれたんだ』ってなんだかホッとしたんですよね」

 今まで特に意識していなかったYくんですが、恥ずかしそうにランチに誘ってくれた感じや、美紀さんがOKした時の嬉しそうな顔がとても可愛く思えて、思い出してはドキドキしていたそう。

◆久々にパンプスを履いておしゃれしたものの…

「そしてデート当日、久しぶりに電車に30分程揺られて待ち合わせ場所の六本木に行ったんですよ」

 美紀さんは、コロナ以降、仕事場へも自転車で通勤して必要最低限しか遠出をしていなかったので、ビルに囲まれた都会に降り立つと懐かしさを感じました。

「しかも超久々にヒールの高いパンプスを履いておしゃれしてきてワクワクしていたんですよ。いつもスニーカーやフラットシューズで過ごしているので」

 Yくんおすすめのお店で美味しいピザをご馳走になり、すっかりいい雰囲気になった2人は東京タワーを目指して少しお散歩しようと歩き出したそう。

「そしたら久しぶりにパンプスを履いたせいか、足が痛くなってきて…。コロナ前は、どこに遊びに行くのもパンプスで、へっちゃらで何時間も歩き回っていたのに」

◆足が激痛でデートを中断

 歩く度に足が激痛で爆発しそう、もうパンプスをぶん投げて、裸足(はだし)で歩きたい…そんなことばかり考えて上の空の美紀さんにYくんが「僕と話しててもつまらないかな?」と悲しそうな顔で言ってきました。

「ハッとして『そんなことないよ!』と否定しましたが…なんとなく歳下のYくんに『慣れないパンプスで足が痛くて』なんてカッコ悪くて言いたくなくて『ごめんなさい、急用を思い出したので』とその場で解散させてもらったんです」

 ここ3年も恋から遠のいている間に、おしゃれしてデートもできない身体になってしまった。そしてYくんになんて悪いことをしてしまったんだ…と美紀さんは落ち込んでしまいました。