米カリフォルニア州ロサンゼルスの予防接種会場で準備されるサル痘ワクチン(2022年8月9日撮影、資料写真)。(c)Patrick T. FALLON / AFP

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【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は16日、世界中で感染者が急増しているサル痘について、感染拡大にはほぼ無関係のサルに汚名を着せないよう、病名の変更に向けて新たな名称を公募すると明らかにした。

 サル痘という名称は、デンマークで研究用に飼育されていたサルから1958年にウイルスが検出されたことに由来しているが、他の動物にも感染し、特に多いのはげっ歯類とされる。

 WHOのファデラ・シャイーブ(Fadela Chaib)報道官は「汚名を着せないような名前を強く望んでいる」と述べた。

 サル痘の感染事例は以前、アフリカ西部・中部にほぼ限定されていたが、5月以降に世界中で急増。3万1000人を超す感染者と12人の死者が出ている。ブラジルでは最近、サルが暴行を受ける事件が報告されている。

 ウイルスは動物から人間に感染するが、WHOの専門家は、最近の感染拡大は人間同士の濃厚接触が原因とみている。

【翻訳編集】AFPBB News

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