エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

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6回7安打2失点で11勝目ならずも…意地の一打

エンゼルス ー マリナーズ(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場した。8回の第4打席で内野安打を放ち、3試合連続安打をマークした。

 レッズからトレード加入した右腕・カスティーヨと初対戦。初回1死は二ゴロ、3回無死一塁は見逃し三振、5回1死一塁は左飛に倒れた。3番手のムニョスと対戦した8回先頭では捕手前へボテボテの当たり。これを足で内野安打とした。地元放送局バリースポーツ・ウエストの名物解説マーク・グビザ氏は「先発投手がああいう打球をセーフにする機会はどれだけあるでしょうか」「飛ぶように走る」と賛辞の言葉を並べた。

 投球では6回7安打2失点と好投。最速99.8マイル(約160.6キロ)のフォーシームを武器に8三振を奪った。同点の場面で降板し、11勝目こそならなかったが、粘りの投球が光った。バットで勝利へ貢献できるか。(Full-Count編集部)