【農家直伝】なす×ゆずの最強タッグ爆誕!食感と香りがスゴイ「なすと野菜のマリネ」この夏絶対作るべし!

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なすって焼いたり揚げたりするとおいしいけど、実はマリネもかなりおいしいらしい…。と、高知県安芸市のなす農家で結成された「なすマダム」の皆さんに教わりました。なすマダム直伝の「なすと野菜のマリネ」は、なすをはじめとして6種類の野菜をたっぷり使うんですが、おいしさの秘訣は「ゆず」なんです!なす×ゆずのタッグで、箸が止まらない最強マリネ、さっそく作っていきましょ~!

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高知県安芸市のなす農家女性10人で結成された「なすマダム」は、日々おいしいなすレシピの研究をしています。

今回教えてもらうレシピ、味の決め手は…「調味料のゆず」。

「ゆず特有のさわやかな香りと酸味で、どんどん食べ進んじゃいます。マリネは、そうめんやうどんに乗せてもおいしいですよ」(なすマダム)

高知県安芸市は、全国有数のゆず産地でもあります。「ゆず果汁を使うと味が締まるので高知では欠かせない調味料です」と話す、なすマダム。

なす×ゆずが最強タッグを組んだレシピ、作ってみます!

なすの食感とゆずの香りが極上~「なすと野菜のマリネ」





材料(4人分)
なす…2本(200g)
きゅうり…1本
みょうが…1本
カリフラワー…1/4個(150g)
パプリカ(黃・赤)…各1/4個
トマト(小)…2個
生ハム(スライス)…2枚(今回は小サイズを4枚)

[A]
オリーブオイル…大さじ4
ゆず果汁…大さじ2
酢…大さじ2
砂糖…大さじ2
塩…少々
こしょう…少々

作り方
1.  きゅうりは縦半分に切り、薄い半月切りにする。塩(分量外)で揉んで、しんなりしたらギュッと絞る。







2.  みょうがは縦6等分、パプリカは縦5mm幅に切る。トマトと生ハムは一口大に切る。





3.  カリフラワーは一口大に切って、600Wのレンジで1分加熱する。





4.  ボウルに[A]を入れて混ぜる。1~3を加えてざっと和える。



「カリフラワーが熱いうちに混ぜてくださいね。味が染みやすくなります」(なすマダム)



5.  なすはヘタを落として、ピーラーで縞模様になるように皮を何箇所かむき、薄い輪切りにする。4のボウルに加えて混ぜたら完成。





「なすは色が変わりやすいので最後に切ります。薄~く切ることで、いつものなすとは違う食感を楽しめますよ」(なすマダム)





色とりどりの野菜がカラフルできれいですね。さっそくいただいてみます!



口の中がゆずの香りでふんわり満たされました~!薄く切ったなすの食感がシャクシャクしていて、今までにない味わい。なすは加熱して食べることが多かったので、かなり新鮮でした!きゅうりのパリパリ感と合わさって楽しいですね♪

ゴロッと入ったカリフラワーとトマトで食べごたえも◎です!生ハムとオリーブオイルのコクで旨味もたっぷり。みょうがとパプリカのシャキシャキした食感もいいアクセントになっています。

よし、なすマダムおすすめの食べ方、そうめんにトッピングしてみよう~!



えっ!創作イタリアンの店で出されてもおかしくないビジュアルでは…!程よい酸味とボリューミーな具材は、そうめんとの相性もバッチリでした◎
この一皿で栄養面もバッチリなので、夏バテ防止にもいいですね。

ゆずのさわやかな香りと夏野菜を堪能できる「なすと野菜のマリネ」。清涼感たっぷりの一皿を皆さんも味わってみてくださいね!

200年の歴史あり!安芸の焼き物「内原野焼」

なすマダムに安芸市の名物を聞いてみると「食べ物以外なら、焼き物の『内原野焼』も有名ですね」と教えてくれました。

内原野焼の歴史は古く、文政12(1829)年、安芸城主の五藤主計が内原野に良質の粘土を発見したのが始まりとか。水がめや手水鉢など、当時の生活に欠かせない器が、数多く作られていたそうです。

「素朴であたたかみのある焼き物なんですよ。市内にある内原野陶芸館は、陶芸体験もできるので、安芸に来たらぜひチャレンジしてください」(なすマダム)


出典:安芸市観光協会

同施設では、手びねりや絵付けでオリジナルの食器をつくることができます。体験には予約が必要なものもあるので、気になる方は下記を参照してください。
http://www.uchiharano-tougeikan.jp/experience/pg3.html

●参考にしたレシピ



なすマダム

安芸市施設園芸品消費拡大委員会

なす農家の女性10名で結成した「高知なす」のPRチーム。毎年、小・中学生への出前授業や、店頭での試食販売などを実施している。コロナによる活動自粛をきっかけに、2020年からレシピ動画の配信をスタート。手順の分かりやすさ、温かみのある土佐弁の解説が人気を呼んでいる。