松本潤 スタジオ内の廊下を馬が闊歩!主演大河で“異例撮影”が連続のワケ

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「クランクインから2カ月たち、出演者たちはすっかり打ち解けたみたいですよ。松本さんは大河の撮影にだいぶ慣れてきたようで、これから1年以上続くロケに俄然気合が入っていると聞いています」(NHK職員)

’23年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務める松本潤(38)。8月1日に、ジャニーズ事務所から松本の新型コロナ感染が発表された。無症状だという。

「現在、新型コロナの感染が全国で爆発的に拡大しており、松本さんも細心の注意を払っていたものの感染。さすがに少し気落ちしたそうですが、すでにコロナの療養期間後の大河の撮影に思いをはせているといいます」(芸能関係者)

同作は6月上旬に、徳川家康ゆかりの地・愛知で、クランクインした。

「8月いっぱいまで愛知県内で撮影する予定とのことです。大河を絡めたテレビ番組の企画で、愛知にある家康ゆかりの地を巡り理解が進んだとか」(前出・芸能関係者)

7月1日に行われた『どうする家康』の取材会では、「非常に有意義な、刺激的な時間を過ごさせていただいています」と語っていた松本。

いったいどのような日々を送っているのだろうか。映像制作関係者は明かす。

「背景画像をLEDのディスプレーに映し、その前で役者が芝居をして撮影する“インカメラVFX”という手法を取り入れているそうです。嵐のライブの演出で、大型のLEDモニターやLEDライト無線制御システムを駆使してきた松本さんは、すぐに適応できたそうです」

ある日、驚きの状況に出くわしたと映像制作関係者は続ける。

「『駐車場に馬がいる』と別のスタッフが話していたら、その馬がスタジオ内の廊下を歩いていたんです(笑)。松本さんが乗馬しながら家臣と話すシーンを撮影していたようです」

“異例の大河撮影”の理由を前出のNHK職員はこう話す。

「第一に、新型コロナのクラスターや熱中症の対策のためです。コロナ禍で野外でのロケに制約があり、猛暑の中、大人数での移動や、待機場所などを考えるとスタジオのほうが、リスクが低いとの判断もあるでしょう。

次に、NHKの働き方改革の影響もあります。外でのロケよりスタジオでの撮影のほうがスタッフの作業量も減らすことができ、労働時間を削減する狙いもあるそうです」

変革中の撮影現場を座長としてまとめ、“天下統一”を目指す。