神戸・汰木は2得点をゲットした。(C)SOCCER DIGEST

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 Jリーグは8月13日、J1第25節の2試合を各地で開催。札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌対ヴィッセル神戸が行なわれ、2−0で神戸が勝利した。

 序盤は神戸がペースを握る。大迫勇也がボールを収め、再三チャンスを作った。6分には大迫のグラウンダーのクロスから、20分と21分には汰木康也がシュートを放ち、相手ゴールに迫った。対する札幌は、少ない手数で得点を狙う。宮澤裕樹のミドルシュートや興梠慎三がゴール前に飛び出しでチャンスを迎えたが、ゴールはならなかった。

 先制したのは神戸。28分、相手のビルドアップ時のパスのずれを見逃さなかった大粼玲央が、ダイレクトでゴール前に縦パスを入れる。札幌の選手に触られ、このこぼれ球に反応して収めた汰木が左足を振り抜いてゴールに突き刺した。

 さらに神戸は45+4分、フリーキックが壁に当たったはね返りを拾った汰木が、ペナルティエリアの外で横に運び右足を一閃。ミドルシュートは相手に当たってコースが変わり、ゴール左に吸い込まれる。神戸の2点リードで前半を折り返した。
 
 後半に入ると札幌が反撃を試みる。ルーカス・フェルナンデスが突破やシュートでチャンスを作り、86分のフリーキックからの岡村大八のヘディングや90+8分のスパチョークのシュートで決定機を迎えたが得点ならず。

 神戸はアディショナルタイムの9分も守り切って完封。連敗を2で止めて4試合ぶりの勝利となった。

 次節、札幌は8月20日にホームでサガン鳥栖と、18日にACLラウンド16・横浜F・マリノス戦を控えている神戸は9月3日にアウェーで京都サンガF.C.と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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