重ねることの大切さを描いた「量産型リコ」第7話 次回は「ULTRAMAN」登場!
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 乃木坂46・与田祐希主演のテレビ東京系連続ドラマ「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」(木曜深夜0時30分)の第7話「ローマは一日にして成らず」が11日深夜に放送。「かわいい」をテーマにした物語に、視聴者からTwitterで「深い」の声があがったほか、恋するリコを演じた与田のキュートな魅力に喜びの声も寄せられた。(以下、ドラマ第7話の展開に触れています)

 とあるイベント会社に勤める平凡な主人公・小向璃子(与田)が、町のホビーショップ・矢島模型店で「量産型ザク」と出会ったことをきっかけに、プラモデルを通じて少しずつ成長していく本作。第7話では、ミニ四駆を通じて急接近した、エリート社員・大石(中島歩)を意識し始めたリコが、「かわいい」を知るために矢島模型店を訪れる。

 恋するリコは、モードなファッションにラッキーカラーを意識したネイル、少しお高いハンドクリームを使うなど、デキる(?)見た目にいきなり変貌。そのわかりやすさは、同僚の京子(藤井夏恋)から「恋の始め方が量産型」と言われるほど。そんなリコを応援するため、京子と真司(望月歩)は、大石の元恋人が日本酒バーを経営しているとの情報を入手して偵察に赴く。

 大石の元カノは、完璧でスキがなく、話すと可愛らしい芯のある女性だった。それを知ったリコは、どうしても足りない自分と比べてしまい意気消沈。「かわいくなりたい」と矢島模型店のドアをたたき、店主のやっさん(田中要次)から「何かになりたければ、まずは知ることだ」と「ラブライブ!」南ことりのプラモデル「Figure-riseLABO 南ことり」を差し出される。

 自信がない自分を変えるためにメイド喫茶で働き、伝説のメイドと呼ばれるまでになった南ことりの設定に、リコは「それだけで推せる」と共感。キットを組み上げるだけにとどまらず、店の看板娘・ちえみ(石川恵里加)から「かわいいは自由っすよ」と告げられると、自分のコスメやネイル、ピアスのストーンをヒントにプラモをデコレーションし、自由なかわいさを追求したことりを完成させる。

 バラバラだと不恰好なパーツを重ねることで「かわいい」を完成させたリコは、「すぐに(かわいく)なれると思っていた」と自分を振り返って少し反省。そんな彼女に、やっさんは「すぐになれるものはすぐに飽きる」とアドバイス。今回、矢島模型店コンビからは「見えづらい部分にこそかわいいは宿る」「かわいいはあなたの意思」などの名言が飛び出し、Twitterには視聴者から「可愛いは自由深い」「意外と深いなこのドラマ」などの声があがった。

 また今回は、恋するリコを演じる与田のかわいさも炸裂。大石がフリーだと知って心の中で飛びはね、元カノの存在を知るとわかりやすく落ち込む。一喜一憂する与田の演技にTwitterには「気合入ったリコちゃんもかわいい」「恋するリコちゃんの行動がほんとかわいい!」といった声が投稿されている。

 次回は、所属部署を救おうとして予期せぬピンチに見舞われた京子を伴い、リコが矢島模型店へ。予告映像には、「ウルトラマン」の世界が舞台の人気漫画「ULTRAMAN」のプラモデルが映し出されており、早くも期待の声があがっている。(編集部・入倉功一)