積極的なプレイを披露した明本 photo/Getty Images

写真拡大

ルヴァンカップ準々決勝で浦和レッズは名古屋グランパスと対戦した。2ndレグを3-0と勝利し、2試合合計4-1で準決勝へと進出している。3点目の江坂任のゴールで起点となったのは明本考浩のアグレッシブなプレイからだった。

今試合はサブからのスタートとなった明本。2点をリードした後半にダヴィド・モーベルグに代わって途中出場すると、5バックにシステム変更した浦和の左ウイングバックを務めた。

豊富な運動量とどこのポジションでも可能なユーティリティ性を見せる明本は、86分に自身のボールカットから、左サイドから中央へと切り込んで得点を狙いに前へ出る。アグレッシブな攻撃参加から最後は江坂が強引に突破してランゲラックとの1対1を沈めてみせる。

2点をリードした終盤に守勢にまわってもおかしくない時間帯だったが、明本の積極的な姿勢が浦和の勝利を確信させるゴールへとつなげていった。出場時間こそ決して長くなかったが、彼の特長やアグレッシブさが結果となって示されたシーンだろう。