衆院本会議場で知り合いの議員に声をかけられる吉川赳議員

 6月に「週刊ポスト」によって“パパ活疑惑”が報じられ、自民党を離党した吉川赳(たける)衆院議員。8月11日には、「NEWSポストセブン」が、相手方である女子大生Xさんのインタビューを掲載。「ウソばかり並べるのはやめてほしい」と主張し、話題となっている。

「騒動後、パパ活疑惑について説明したブログでは、女性と飲食店で焼き肉を食べたのは『パパ活ではなく同伴』だとし、年齢に関しても『大学1年生という設定』と受け止めていたと語りました。あくまで女性が希望したため、焼き肉店で同伴し、『飲酒可能な年齢であると思い込んでいた』ため、飲酒を止めなかったともつづりました。

 また最初の報道では、飲食後に1時間ほど高級ホテルに滞在し、現金4万円を支払ったとされています。これについてブログでは《自ら同伴を要望していたにもかかわらず、何故か女性の方から「今日は休みます」と、お店は休んで、ふたりで時間を過ごすことを希望された》と説明。現金は給与補填分を渡しただけだとしています」(政治部記者)

 だが、吉川議員のブログの内容と、今回、報じられた女子大生Xさんの反論は食い違う。当時、Xさんはキャバクラに勤める18歳であったと、学生証を見せながら証言(現在は19歳)。来店した吉川議員は、18歳という年齢に食いつき「愛人契約しないか」などと発言したという。

 また、同伴は吉川議員から誘われたもので、飲食後は「楽しいからバイト休んじゃえ」と提案してきたとも伝えられた。Xさんはその後、高級ホテルの一室で、性加害ともとれるわいせつな行為に及ばれたことも詳細に証言している。

 勝手に身体を触った後で「けっこう乳小さいな」と暴言を吐かれたり、拒否反応で過呼吸になってしまったXさんに対し、「過呼吸面白かったよ」といった言葉を投げつけたとも伝えられた。行為のあと、急に怪談を披露してきたという“謎エピソード”まで明かされている。

 6月の報道時点で、吉川議員は《食事の後にもう少し飲もうということで隣接したホテル内の店舗を探したのは事実ですが、客室を取った事実もありませんし、まして客室に滞在した事実も一切ありません》と書面で否定しているが、両者の言い分は違うものとなった。

「吉川議員は、ブログ公開以降は報道について直接、説明する場を持たず、マスコミの取材にも『今後の当方の主張は法廷で明らかにしていく』と返すばかりでした。もともとブログの説明も火消しにはなっておらず、8月5日に辞職勧告決議案が廃案になったことも、大きく批判を浴びていました。そのうえ今回、裁判よりも前に当時の詳細が暴露されてしまったことで、吉川議員は窮地に立たされています」(同上)

 ネット上では、Xさんの反論記事に、大きな反響が集まっている。

《なんか…あまりにも情けない、しょーもない話で、笑ってしまった》

《この前まで高校生だった彼女に食いついてたって。10代の子供もいるお父さんなの?吉川さん。うへぇー気持ち悪い。》

 吉川議員がどう反論するのか、待たれるところだ。