日本ハム・清宮幸太郎 (C)Kyodo News

写真拡大

◆ 当初はセーフ判定も「ボナファイド」適用

 10日に札幌ドームで行われた日本ハム−西武(18回戦)で「ボナファイド」ルールが適用されるシーンがあった。

 2−2の同点で迎えた8回裏、一死一・二塁ボールカウント3−2から日本ハムの走者がスタートを切り、打者・近藤健介が放った打球は二塁へ。守る西武は二塁手・外崎修汰が遊撃手・源田壮亮へグラブトスし4−6−3の併殺を狙ったが、この際に勢いよく二塁ベースへ滑り込んだ一塁走者・清宮幸太郎と源田が交錯。源田は清宮に足をすくわれるような形で転倒し、一塁へ送球することもできなかった。

 この時点での審判の判定はクロスプレーとなった二塁もセーフ。しかし、西武の辻発彦監督がリプレイ検証をリクエストすると、責任審判の笠原昌春球審が「ただいまのプレーで清宮選手はアウト。そして危険なスライディングとしてボナファイドスライドルールを適用して、打者走者の近藤選手もアウトといたします」と説明。結果的にダブルプレーが成立し、西武は一死一・二塁のピンチを切り抜ける格好となった。

 中継映像では二塁ベース上で起きたクロスプレーのリプレイを繰り返し放送。清宮のスライディング自体は二塁ベース方向へ向かっていたが、勢いよく滑り込んだ身体が二塁ベース上へ乗っかるような形で源田の右脚に衝突。

 両選手ともにトレーナーが駆け寄り身体の状態を確認している場面があったが、大きな故障につながった様子はなく、プレーを続行している。

【実際の動画】危ない…!清宮と源田が二塁ベース上で交錯した瞬間

\ リプレイ検証📺 /
終盤の1点を巡る判定の結果は…⁉️

📺#GAORA プロ野球中継
🆚@lions_officialhttps://t.co/a72z5QUxJz で生放送中⚡️#lovefighters #ファンは宝物 #Airdog pic.twitter.com/cLEkFPYR03- ファイターズ on GAORA SPORTS (@gaora_fighters) August 10, 2022