”ザ・大人の東京デート”といえばココ!絶対に外さない人気店2選
東京駅周辺の人気スポット「丸の内テラス」をご存じだろうか?
9階には特別な日のデート向き、10階は普段のデートにぴったりの夜景を望める店があるのだ。
今回はシーンによって使い分けできる2店舗をご紹介する!
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
ラグジュアリーかつ洒脱なフレンチで大人の味覚を研ぎ澄ます
@『NINE by La Cime』
「丸の内テラス」の9階。これまではクローズしていたフロアなので、新しい景色が楽しめる。永代通りに面した窓からは「アマン東京」が入るビルが右側に見え、「大手町の森」を挟み左にも高層ビルが光る
コロナ禍により長らく開業を待っていた「丸の内テラス」の9階が、7月7日に『NINE by La Cime』として本格始動した。
店名にある通り、大阪の人気フレンチレストラン『La Cime』の高田裕介シェフとパートナーシップをより強くし誕生した。
高田シェフの感性に耳を傾けつつ、腕をふるうのは徳島 亨シェフ。
「これからは香りの記憶が重要。地方から集まるさまざまなフレーバーを東京らしい洗練された形に」というのがふたりの共通認識。
初体験の料理の数々にひと皿進むごとに気分が高まっていく
ひと口でいただく高知産ライチとバラのひと品。口に含んだ瞬間、噛んだ瞬間、飲み込んだ瞬間で段階的に香りが変化し、楽しい
例えば鼻に抜ける香りがバラに似ている高知産ライチには、ローズエキスで作ったクリーム、ローズウォーターのドレッシング等を重ね、緻密かつロマンチックな印象を与える。
可憐な見た目と夜景に囲まれたロケーションも相まって、デートを盛り上げるひと口に。
嗅覚と視覚の相乗効果を知るコースは記念日にも最適だ。
福島の鯉を丸ごと使ったひと品。骨も皮も内臓も閉じ込められているので旨みがたっぷり。
適度な温かさにより鯉の香りが綺麗に立つ。
牛ハツのコンフィを入れた骨髄と谷中生姜のフラン。
食前に温かな骨髄を握るアクションがつき、食べ物の実像を知る。コース 18,000円(サ別)。
ラグジュアリーな空間でナチュラルワインが楽しい!
日本の食材を多く使うためワインも国産ナチュラルワイン中心に。
右はドジョウの料理に合わせる岡山産「ドメーヌ・テッタ ペルラン・ロゼ2020」、左はスターターの山梨産「キュヴェ・テンゲイジ 甲州 アルジョンテ」。
ワインペアリング 9,000円(サ別)。
王道の洋食をカジュアルにアラカルトで楽しむ賑やかな夜
@『THE UPPER』
同じビルの10階に位置し、より近くでビルの煌めきが眺められるのがこちら。丸の内仲通りを挟んで大手企業が並び、オフィスビルらしい青い蛍光灯の光が放たれる
迫りくるビル一面の窓が照らすライティングに丸の内の眩しさを知る
特別な日のデートに最適な9階に対し、10階の『THE UPPER』はカジュアルな日常のデートや普段使いによく合う場所だ。
一昨年11月開業の店だが、今年5月にメニューを刷新。
約60品にも及ぶメニューに再訪を誓わずにはいられない
「サーモンのマリネ」1,700円。
24時間マリネにしたあとオリーブオイルで真空調理したサーモンは、滑らかな舌触り。
「スパイシー・フライドチキン」1,600円。玉ねぎのコンフィとにんにく入りのサワークリームをつけすぎるくらいが美味
アラカルトが約60品も揃い、その内容といえば、生牡蠣や鶏レバーのパテ、フライドチキンにマカロニグラタンetc.誰もが好きな洋食メニューばかりで目移りしてしまう。
なじみある味わいのなかに絶妙な刺激が潜み、コーンフレークを衣にしたバリバリ食感のフライドチキンのソースは、ポテトチップスのサワークリーム味がネタもとだったりする。
生ビールと合わせれば気分はまさに天国だ。
ザワークラウト、ソーセージ、12時間低温調理した豚バラ、ジャガイモが盛られた「シュークルート・アルザス風」(3,200円)も人気。
女心に刺さるデザートもマストオーダー
卵の味を強調して固めに仕上げた「クラシック・プリン」600円。
「東京モンブラン」1,200円。
砂糖のボールの中にバニラビーンズを効かせたクリームとマロンペーストが入っている。
スタッフの制服はオリジナルTシャツとこちらも気取りがなく、入店時から寛げる。それでいて大都会の夜景に囲まれたテラス席もあり、総合バランスが最高。
楽しい場所を見つけたセンスに一目置かれるはず。
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丸の内は東京随一のビル群の夜景を望めるスポット。
そんな都会らしい煌めく景色を眺めながら、恋人と素敵な夜を過ごしてみてはいかが?
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