90年代の大ヒットドラマ『フレンズ』で、フィービー・ブッフェ役を演じたリサ・クドロー(59歳)。ポッドキャスト番組『Podcrushed』に出演した彼女は、同ドラマで共演したジェニファー・アニストンやコートニー・コックスと比べることで、自身の体型に不安を感じていたことを明らかにしました。

同ドラマを観るまでは、「自分の体型に自信をもっていた」と語ったリサ。けれどジェニファーやコートニーと並んだ姿を見ることで、自身の体型について悩み始めてしまったそう。

「『フレンズ』を観て、初めて『ああ、私は自分が思っていたような外見ではないんだな』と気づいたんです。そのことがとても衝撃的で…。体重を減らさなければならないの?ダイエットしなきゃいけないの?という感じでしたね」

そう感じていたリサも彼女たちと一緒に働くなかで、着る服によってスタイルの見え方が変わることに気付いたといいます。自分に似合うスタイリング方法を知らなかったリサは、衣装のフィッティングを行うときには、コートニーとジェニファーに同行してもらっていたそう。彼女たちは喜んで付き添ってくれたのだとか。

また、他人と自分を比較することが間違っていると気づき、30代後半から40代にかけてはありのままの自分を受け入れるために時間を使ったそう。

「『これでいいんだ』と思えるようになりました。これが私の姿なんだと。それでいいんです。健康であるために必要なことはするけれど、この体は自分のもの。だから心配しなくていいんです」

ありのままの自分を受け入れることを学んだというリサですが、2019年に出演したポッドキャスト番組『WTF with Marc Maron』では、身体醜形症に苦しんでいたことも明かしています。

「テレビに映る自分を観て、まるで山のように大きい女性なんだと思っていました。コートニーやジェニファーと比べて、骨格がものすごくしっかりしているような気がしたのです」

他人と比べてしまっていた『フレンズ』時代を振り返り、自分を愛する方法を教えてくれたリサ。彼女の言葉が心に響いた人も多いのでは?