C・ロナウドは53分から出場。反撃ムードを高めたが、テン・ハーフ新監督に初勝利は届けられず。(C)Getty Images

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 8月7日に開催されたプレミアリーグ第1節で、マンチェスター・ユナイテッドはブライトンとホームで対戦。前半に2点を先行された後、クリスチアーノ・ロナウドを投入した後半に反撃に出るも、相手のオウンゴールで1点を返すのが精一杯。大事な初戦を1−2で落とした。
 
 今シーズンから指揮を執るエリク・テン・ハーフ監督は試合後、英衛星放送『Sky Sports』のインタビューに対応。退団が取り沙汰され、プレシーズンマッチは45分のプレーに留まったC・ロナウドに関して「期待通りのインパクトを見せたか?」と問われると、こう答えた。
 
「そう思う。後半、(クリスティアン・)エリクセンのポジションを下げて、ロナウドを入れたことで、中盤が良くなったのは明らかだ。2−2にできなかったのは残念だけどね。(ロナウドのフィットネスは)時間がかかるもので、無理強いはできない。今は1週間あるので、来週にはもっと良くなっているだろう」
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 また、キャプテンとしてCBでフル出場したハリー・マグワイアは、29分に許した先制点がターニングポイントになったと指摘した。

「ガッカリだよ。オールド・トラフォードでハーフタイムの時点で0−2というのは、最悪だ。我々はハァハァ言いながら、1点を返した。僕らはかなり良いスタートを切り、試合をコントロールしたが、先制点を奪われ、ひどく後退してしまった。あのときからプレーが止まってしまい、試合の主導権を握られてしまった。前に出てきて攻撃するよう促してしまったんだ。悪夢のようなスタートだった」

 ユナイテッドは13日にプレミアリーグ第2節でブレントフォードと相まみえる。昨季6位からの巻き返しを目ざす名門は、次こそ新体制初勝利を掴めるか。37歳の大エースの復調が1つの鍵となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部